ガートレー222の買いセットアップ|エントリーから損切りまで(第15回)
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📈 第15回 ガートレー222の買いセットアップ
前回は、ガートレー222で見送るべき形を整理しました。
👉 前回の記事はこちら:第14回:ガートレー222で見送るべき形
比率がそれなりに合っていても、XAが弱い。
ABやBCの流れが不自然。
CDの勢いが強すぎる。
D候補で反応がない。
損切り位置が遠すぎる。
こういう時は、無理に触らないほうがいいという話でした。
今回は、その続きとして、ガートレー222の買いセットアップを見ていきます。
買いセットアップというと、Dに来たら買う形に見えます。
でも、ここまで何度も話してきた通り、D候補はエントリー場所ではありません。
まずは観察ゾーンです。
📌 結論から言うと、ガートレー222の買いセットアップは、
上昇XAに対する深い押し戻りの終盤で、D候補に複数の根拠が重なり、下げ止まりの反応が出るかを見る形
として扱うと整理しやすいです。
つまり、狙うのは「落ちている途中を値ごろ感で拾うこと」ではありません。
上昇の流れが一度押して、深い場所まで戻ってきた時に、
そこで本当に買いの反応が出るかを見る。
この順番が大事です。
🧭 この回の読みどころ
RETRACEMENT 戻し比率
EXTENSION 拡張比率
比率は反転を決める点ではなく、値動きの位置関係を整理する目安として確認します。
上昇XAに対する押しがD候補まで進み、XAの内側で下げ止まりを確認して買いを検討する概念図です。
🧭 買いセットアップは、上昇XAから始まる
ガートレー222の買い側では、最初のXAを上昇波として見ます。
流れとしては、こうです。
- XからAへ上昇する
- AからBへ押す
- BからCへ戻す
- CからDへもう一度押す
- D候補で買いを検討できるか観察する
この中で一番最初に見るのは、XAです。
XAが明確な上昇波として見えないなら、買いセットアップとしては弱くなります。
✅ XAで見たいのは、このあたりです。
- ✅ XからAまでを、ひとつの上昇波として見られるか
- ✅ その上昇を測る意味があるか
- ✅ 上位足でも無視できない動きか
- ✅ レンジ内の小さな上振れではないか
XAが弱いままD候補だけを見ても、根拠が薄くなります。
買いセットアップは、まず上昇XAが土台です。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
🔁 ABは、XAに対する自然な押し
次に見るのがABです。
買いセットアップでは、ABはXAに対する押しです。
ガートレー222では、ABが61.8%付近を意識できるかを見ることが多いです。
ただし、61.8%にぴったり届いたかだけでは判断しません。
大事なのは、ABが自然な押しに見えるかです。
⚠️ たとえば、こういうABは慎重に見ます。
- ⚠️ 押しが浅すぎて、調整として弱い
- ⚠️ 押しが深すぎて、XAの上昇をほぼ否定している
- ⚠️ 押しの角度が急すぎる
- ⚠️ 時間を使いすぎて、上昇の勢いが薄れている
ABは、ガートレー222として見てよいかの成立感を作る場所です。
ここが自然に見えると、その後のBC、CDも整理しやすくなります。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
🧭 BCは、押しの後の戻りを見る
ABで押したあと、BからCへ戻します。
このBCは、ABに対する戻りです。
見る目安としては、38.2%、50.0%、61.8%、78.6%あたりです。
深い場合は88.6%付近まで意識することもあります。
ただし、BCも数字だけでは見ません。
見たいのは、流れが壊れていないかです。
- ✅ BからCへ自然に戻しているか
- ✅ Cが分かりやすい高値として見えるか
- ✅ 長く横ばいになりすぎていないか
- ✅ 上下に荒れて、Cが曖昧になっていないか
BCが荒れすぎると、次のCDも読みにくくなります。
買いセットアップでは、Cが決まったあと、CからDへもう一度押してくる流れを見ます。
Cが曖昧なら、D候補も曖昧になります。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
📉 CDは、D候補へ向かう最後の押し
CDは、D候補へ向かう最後の押しです。
買いセットアップでは、ここで再び下方向へ動きます。
ここだけを見ると、かなり売りが強く見えることがあります。
だからこそ、D候補に来たからといって急いで買わないほうがいいです。
CDで見たいのは、D候補へ自然に向かっているかです。
見る候補は、たとえばこうです。
- 🔢 XAに対する78.6%付近
- 🔢 AB=CDの完成候補
- 🔢 BCに対する127.2%や161.8%の延長
- 🧱 上位足のサポート
- 👀 D候補での下げ止まり反応
CDが強すぎる時は注意します。
長い陰線が続く。
D候補を抜けても勢いが落ちない。
上位足でも下方向の流れが強い。
こういう時は、D候補に来てもまだ観察です。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
📍 D候補は買い場ではなく観察ゾーン
ガートレー222の買いセットアップで一番大事なのは、D候補の扱い方です。
D候補は、買い場ではありません。
まず観察ゾーンです。
D候補で見たいのは、複数の根拠が重なるかです。
- 🔢 XAに対する78.6%付近
- 🔢 AB=CDの完成候補
- 🔢 BCに対する127.2%や161.8%の延長
- 🧱 上位足のサポートや節目
- 👀 下げ止まりの反応
これらが近い場所に集まると、買い候補として見やすくなります。
逆に、78.6%だけ。
AB=CDだけ。
BC延長だけ。
こういう単独根拠だけで買いを考えると、ただの値ごろ感になりやすいです。
D候補では、根拠の重なりと反応を見ます。
👀 買いで見たい反応
D候補に来たあと、買いで見たいのは下げ止まりの反応です。
たとえば、こういう確認です。
- ✅ 長い下ヒゲが出る
- ✅ 連続した安値更新が止まる
- ✅ 下位足で高値安値の切り上げが出る
- ✅ 売りの勢いが鈍る
- ✅ 損切りを置ける安値ができる
- 🧱 上位足のサポートと重なる
全部そろう必要はありません。
ただ、何も反応がないまま、
「ガートレーだから買う」
という見方は避けたいです。
ガートレー222は、反転を当てるための型ではありません。
反転候補を整理するための型です。
実際に買いを検討するかどうかは、D候補での反応を見てからです。
D候補への到達だけではなく、反応確認と損切り・第1目標まで揃ってセットアップになります。
🧯 損切り位置を先に見る
買いセットアップでは、損切り位置もかなり大事です。
候補としては、D候補の少し下や、反転確認で作った安値の下に置く考え方があります。
ただし、その幅が大きすぎるなら、無理に触らないほうがいいです。
⚠️ たとえば、こういう時です。
- ⚠️ Dの下に置くと損切り幅が広すぎる
- ⚠️ 反転確認を待つと入り位置が悪くなりすぎる
- ⚠️ 第1目標までの距離が近い
- ⚠️ リスクリワードが合わない
形がきれいでも、損切りが現実的でないなら見送ります。
買いセットアップだから買うのではありません。
リスクを置ける形になっているかを見る。
ここはかなり大事です。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
🎯 第1目標は先に決めておく
買いを検討するなら、第1目標も先に見ます。
ひとつの目安は、DからB方向への戻りです。
もうひとつは、A-D全体に対する戻りです。
38.2%、50.0%、61.8%あたりを第1目標の候補として見ることがあります。
また、初期リスクと同じくらいの利益が出たところで一部を軽くする考え方もあります。
大事なのは、入ったあとに考え始めないことです。
買いを検討する前に、
- 🧯 どこに損切りを置くか
- 🎯 第1目標はどこか
- 🧱 上位足の抵抗が近すぎないか
- ✅ 反発しても戻り売りが出やすい場所ではないか
ここまで見ておきます。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
🧱 上位足の流れと重なるか
買いセットアップでは、上位足の確認も必要です。
下位足でガートレー222の買いに見えても、上位足で強い下落が続いているなら、早すぎる逆張りになることがあります。
見るなら、たとえばこういうところです。
- 🧱 D候補が上位足のサポート付近か
- ✅ 上位足で下げ止まりの気配があるか
- ✅ 直近の下落が伸び切っているか
- ⚠️ トレンドデイのような一方通行の日ではないか
- ⚠️ 反発してもすぐ戻り売りが出やすい位置ではないか
ガートレー222の買いセットアップは、下位足だけで完結しません。
上位足と重なると、候補として見やすくなります。
逆に、上位足と真っ向からぶつかるなら、見送りも考えます。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
📝 実戦での確認順
ガートレー222の買いセットアップを見る時、自分ならこの順番で確認します。
- XAが明確な上昇波として見えるか
- ABがXAに対する自然な押しになっているか
- ABが61.8%付近を意識できるか
- BCが流れを壊していないか
- Cが分かりやすく決まっているか
- CDがD候補へ自然に向かっているか
- D候補がXAの78.6%付近と重なるか
- AB=CDやBC延長の候補も近くにあるか
- D候補で下げ止まりの反応が出ているか
- 損切り位置が現実的か
- 第1目標が見えるか
- 上位足の流れと大きくぶつかっていないか
この順番で見ると、D候補だけを見て買いたくなる衝動を抑えやすくなります。
買いセットアップは、落ちているところを当てにいくものではありません。
上昇XAの押し戻りとしてD候補を見て、
そこで本当に下げ止まりの反応が出るかを確認する型です。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
✅ まとめ
ガートレー222の買いセットアップは、Dに来たら買う形ではありません。
今回の整理はこうです。
- 📈 買いセットアップは上昇XAから始まる
- 🔁 ABはXAに対する自然な押しとして見る
- 🔢 ABは61.8%付近を意識することが多い
- 🧭 BCは流れを壊していないかを見る
- 📉 CDはD候補へ向かう最後の押し
- 📍 D候補は買い場ではなく観察ゾーン
- 👀 D候補では下げ止まりの反応を見る
- 🧯 損切り位置が遠すぎるなら見送る
- 🎯 第1目標を先に考えておく
- 🧱 上位足の流れと重なるか確認する
ガートレー222の買いセットアップは、きれいに見えると魅力的です。
ただ、落ちている途中を早く拾いにいくと、比率を使っているつもりでも、ただの値ごろ感になりやすいです。
XA、AB、BC、CD、D候補、反応、損切り、第1目標。
この順番で見ると、買い側の判断はかなり整理しやすくなります。
🔜 次回予告
次回は、ガートレー222の売りセットアップをテーマにします。
👉 次回の記事はこちら:第16回:ガートレー222の売りセットアップ
買い側と同じように、売り側でもD候補だけを見ると危ないです。
下落XA、戻しAB、押しBC、再上昇CDをどう見て、D候補でどんな反応を確認するかを整理していきます。

