ガートレー222の売りセットアップ|エントリーから損切りまで(第16回)
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📉 第16回 ガートレー222の売りセットアップ
前回は、ガートレー222の買いセットアップを整理しました。
👉 前回の記事はこちら:第15回:ガートレー222の買いセットアップ
買い側では、上昇XA、押しAB、戻りBC、再下落CDを順番に見て、
D候補で下げ止まりの反応が出るかを確認しました。
今回は、その反対側です。
テーマは、ガートレー222の売りセットアップです。
売りセットアップというと、Dに来たら売る形に見えるかもしれません。
でも、ここでも考え方は同じです。
D候補は売り場ではありません。
まずは観察ゾーンです。
📌 結論から言うと、ガートレー222の売りセットアップは、
下落XAに対する深い戻しの終盤で、D候補に複数の根拠が重なり、上げ止まりの反応が出るかを見る形
として扱うと整理しやすいです。
つまり、狙うのは「上がっている途中を値ごろ感で売ること」ではありません。
下落の流れが一度戻して、深い場所まで戻ってきた時に、
そこで本当に売りの反応が出るかを見る。
この順番が大事です。
🧭 この回の読みどころ
RETRACEMENT 戻し比率
EXTENSION 拡張比率
比率は反転を決める点ではなく、値動きの位置関係を整理する目安として確認します。
下落XAに対する戻しがD候補まで進み、XAの内側で上げ止まりを確認して売りを検討する概念図です。
🧭 売りセットアップは、下落XAから始まる
ガートレー222の売り側では、最初のXAを下落波として見ます。
流れとしては、こうです。
- XからAへ下落する
- AからBへ戻す
- BからCへ押す
- CからDへもう一度戻す
- D候補で売りを検討できるか観察する
この中で一番最初に見るのは、XAです。
XAが明確な下落波として見えないなら、売りセットアップとしては弱くなります。
✅ XAで見たいのは、このあたりです。
- ✅ XからAまでを、ひとつの下落波として見られるか
- ✅ その下落を測る意味があるか
- ✅ 上位足でも無視できない動きか
- ✅ レンジ内の小さな下振れではないか
XAが弱いままD候補だけを見ても、根拠が薄くなります。
売りセットアップは、まず下落XAが土台です。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
🔁 ABは、XAに対する自然な戻し
次に見るのがABです。
売りセットアップでは、ABはXAに対する戻しです。
ガートレー222では、ABが61.8%付近を意識できるかを見ることが多いです。
ただし、61.8%にぴったり届いたかだけでは判断しません。
大事なのは、ABが自然な戻しに見えるかです。
⚠️ たとえば、こういうABは慎重に見ます。
- ⚠️ 戻しが浅すぎて、調整として弱い
- ⚠️ 戻しが深すぎて、XAの下落をほぼ否定している
- ⚠️ 戻しの角度が急すぎる
- ⚠️ 時間を使いすぎて、下落の勢いが薄れている
ABは、ガートレー222として見てよいかの成立感を作る場所です。
ここが自然に見えると、その後のBC、CDも整理しやすくなります。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
🧭 BCは、戻しの後の押しを見る
ABで戻したあと、BからCへ押します。
このBCは、ABに対する押しです。
見る目安としては、38.2%、50.0%、61.8%、78.6%あたりです。
深い場合は88.6%付近まで意識することもあります。
ただし、BCも数字だけでは見ません。
見たいのは、流れが壊れていないかです。
- ✅ BからCへ自然に押しているか
- ✅ Cが分かりやすい安値として見えるか
- ✅ 長く横ばいになりすぎていないか
- ✅ 上下に荒れて、Cが曖昧になっていないか
BCが荒れすぎると、次のCDも読みにくくなります。
売りセットアップでは、Cが決まったあと、CからDへもう一度戻してくる流れを見ます。
Cが曖昧なら、D候補も曖昧になります。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
📈 CDは、D候補へ向かう最後の戻し
CDは、D候補へ向かう最後の戻しです。
売りセットアップでは、ここで再び上方向へ動きます。
ここだけを見ると、かなり買いが強く見えることがあります。
だからこそ、D候補に来たからといって急いで売らないほうがいいです。
CDで見たいのは、D候補へ自然に向かっているかです。
見る候補は、たとえばこうです。
- 🔢 XAに対する78.6%付近
- 🔢 AB=CDの完成候補
- 🔢 BCに対する127.2%や161.8%の延長
- 🧱 上位足のレジスタンス
- 👀 D候補での上げ止まり反応
CDが強すぎる時は注意します。
長い陽線が続く。
D候補を抜けても勢いが落ちない。
上位足でも上方向の流れが強い。
こういう時は、D候補に来てもまだ観察です。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
📍 D候補は売り場ではなく観察ゾーン
ガートレー222の売りセットアップで一番大事なのは、D候補の扱い方です。
D候補は、売り場ではありません。
まず観察ゾーンです。
D候補で見たいのは、複数の根拠が重なるかです。
- 🔢 XAに対する78.6%付近
- 🔢 AB=CDの完成候補
- 🔢 BCに対する127.2%や161.8%の延長
- 🧱 上位足のレジスタンスや節目
- 👀 上げ止まりの反応
これらが近い場所に集まると、売り候補として見やすくなります。
逆に、78.6%だけ。
AB=CDだけ。
BC延長だけ。
こういう単独根拠だけで売りを考えると、ただの値ごろ感になりやすいです。
D候補では、根拠の重なりと反応を見ます。
👀 売りで見たい反応
D候補に来たあと、売りで見たいのは上げ止まりの反応です。
たとえば、こういう確認です。
- ✅ 長い上ヒゲが出る
- ✅ 連続した高値更新が止まる
- ✅ 下位足で高値安値の切り下げが出る
- ✅ 買いの勢いが鈍る
- ✅ 損切りを置ける高値ができる
- 🧱 上位足のレジスタンスと重なる
全部そろう必要はありません。
ただ、何も反応がないまま、
「ガートレーだから売る」
という見方は避けたいです。
ガートレー222は、反転を当てるための型ではありません。
反転候補を整理するための型です。
実際に売りを検討するかどうかは、D候補での反応を見てからです。
D候補への到達だけではなく、反応確認と損切り・第1目標まで揃ってセットアップになります。
🧯 損切り位置を先に見る
売りセットアップでは、損切り位置もかなり大事です。
候補としては、D候補の少し上や、反転確認で作った高値の上に置く考え方があります。
ただし、その幅が大きすぎるなら、無理に触らないほうがいいです。
⚠️ たとえば、こういう時です。
- ⚠️ Dの上に置くと損切り幅が広すぎる
- ⚠️ 反転確認を待つと入り位置が悪くなりすぎる
- ⚠️ 第1目標までの距離が近い
- ⚠️ リスクリワードが合わない
形がきれいでも、損切りが現実的でないなら見送ります。
売りセットアップだから売るのではありません。
リスクを置ける形になっているかを見る。
ここはかなり大事です。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
🎯 第1目標は先に決めておく
売りを検討するなら、第1目標も先に見ます。
ひとつの目安は、DからB方向への下げです。
もうひとつは、A-D全体に対する押し戻しです。
38.2%、50.0%、61.8%あたりを第1目標の候補として見ることがあります。
また、初期リスクと同じくらいの利益が出たところで一部を軽くする考え方もあります。
大事なのは、入ったあとに考え始めないことです。
売りを検討する前に、
- 🧯 どこに損切りを置くか
- 🎯 第1目標はどこか
- 🧱 上位足のサポートが近すぎないか
- ✅ 下げても押し目買いが出やすい場所ではないか
ここまで見ておきます。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
🧱 上位足の流れと重なるか
売りセットアップでは、上位足の確認も必要です。
下位足でガートレー222の売りに見えても、上位足で強い上昇が続いているなら、早すぎる逆張りになることがあります。
見るなら、たとえばこういうところです。
- 🧱 D候補が上位足のレジスタンス付近か
- ✅ 上位足で上げ止まりの気配があるか
- ✅ 直近の上昇が伸び切っているか
- ⚠️ トレンドデイのような一方通行の日ではないか
- ⚠️ 下げてもすぐ押し目買いが出やすい位置ではないか
ガートレー222の売りセットアップは、下位足だけで完結しません。
上位足と重なると、候補として見やすくなります。
逆に、上位足と真っ向からぶつかるなら、見送りも考えます。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
📝 実戦での確認順
ガートレー222の売りセットアップを見る時、自分ならこの順番で確認します。
- XAが明確な下落波として見えるか
- ABがXAに対する自然な戻しになっているか
- ABが61.8%付近を意識できるか
- BCが流れを壊していないか
- Cが分かりやすく決まっているか
- CDがD候補へ自然に向かっているか
- D候補がXAの78.6%付近と重なるか
- AB=CDやBC延長の候補も近くにあるか
- D候補で上げ止まりの反応が出ているか
- 損切り位置が現実的か
- 第1目標が見えるか
- 上位足の流れと大きくぶつかっていないか
この順番で見ると、D候補だけを見て売りたくなる衝動を抑えやすくなります。
売りセットアップは、上がっているところを当てにいくものではありません。
下落XAの戻しとしてD候補を見て、
そこで本当に上げ止まりの反応が出るかを確認する型です。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
✅ まとめ
ガートレー222の売りセットアップは、Dに来たら売る形ではありません。
今回の整理はこうです。
- 📉 売りセットアップは下落XAから始まる
- 🔁 ABはXAに対する自然な戻しとして見る
- 🔢 ABは61.8%付近を意識することが多い
- 🧭 BCは流れを壊していないかを見る
- 📈 CDはD候補へ向かう最後の戻し
- 📍 D候補は売り場ではなく観察ゾーン
- 👀 D候補では上げ止まりの反応を見る
- 🧯 損切り位置が遠すぎるなら見送る
- 🎯 第1目標を先に考えておく
- 🧱 上位足の流れと重なるか確認する
ガートレー222の売りセットアップは、きれいに見えると魅力的です。
ただ、上がっている途中を早く売りにいくと、比率を使っているつもりでも、ただの値ごろ感になりやすいです。
XA、AB、BC、CD、D候補、反応、損切り、第1目標。
この順番で見ると、売り側の判断はかなり整理しやすくなります。
🔜 次回予告
次回は、バタフライはガートレー222と何が違うのかをテーマにします。
ガートレー222では、XAの内側に戻ってくる深い押し戻りを見てきました。
次回は、より外側へ伸びるエクステンション型として、バタフライとの違いを整理していきます。
👉 次回の記事はこちら:第17回:バタフライはガートレー222と何が違うのか

