Titan FXでMT5を使う前に確認する6項目|口座・コスト・VPS・規制

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Titan FXでMT5を使う前に自分で確認しておきたいのは、口座タイプ・実質的な取引コスト・1ロットの通貨単位・MT4との非互換・VPSの利用条件・規制上の位置づけの6点です。このうち4点は、公式サイトの別々のページを横断しないと揃いません。

この記事は「どの公式ページで何を確認するか」を示すもので、業者の優劣や利益を示すものではありません。取引条件は変動するため、最終的な確認は読者自身が公式サイトで行ってください。

確認日:2026年10月27日(初稿は2026年9月1日)/確認元:Titan FX公式サイト(titanfx.com/jp)とヘルプセンター、金融庁

【訂正・2026年10月27日】この記事は、初稿から10月7日の訂正まで、titanfx.jp というサイトを「公式サイト日本語版」として出典にしていました。このサイトは、ページの下部に「Titan FXからキャンペーンを委託され、個人により運営されているアフィリエイトサイト」と書かれており、Titan FXの公式サイトではありません。運営会社の公式サイト titanfx.com/jp で確かめ直し、最大レバレッジ・無料VPSの条件・運営法人の記述などを直しました。

確認する6項目

Titan FXでMT5を使う前に確認する6項目と、確認先
# 確認すること どこで確認するか
1 口座タイプ3種の違い(最大レバレッジが異なる) 公式の口座タイプ別ページ3つ
2 スプレッドと取引手数料を合わせた実質コスト 公式の口座タイプ別ページ
3 1ロットが何通貨か(EAのロット計算に直結) 公式ページとMT5の銘柄仕様
4 MT4とMT5のどちらを使うか(EAは相互に動かない) 手持ちのEA・インジケーターのファイル形式
5 VPSの利用条件 クライアントキャビネットとサポート
6 運営法人・ライセンスと、日本の規制上の位置づけ 公式の規制のページと金融庁

1. 口座タイプは3種類。MT5はどの口座でも使える

Titan FXの口座タイプは、Zeroスタンダード口座・Zeroブレード口座・Zeroマイクロ口座の3種類です。公式ページによると、3種類とも取引プラットフォームはMT4とMT5の両方に対応しています。つまり「MT5を使うために特定の口座タイプを選ぶ」必要はありません。

一方で、口座タイプによって条件が変わる項目があります。特に見落としやすいのが最大レバレッジです。公式サイトでは、スタンダード口座とブレード口座が最大1,000倍、マイクロ口座が最大2,000倍(適用条件あり)とされています。

公式サイト(titanfx.com/jp)の口座タイプの一覧ページと各口座のページに書かれている条件(2026年10月27日確認)
項目 Zeroスタンダード Zeroブレード Zeroマイクロ
スプレッド 最低1ピップから 0.0pipsから 数値の記載なし
取引手数料 無料 1ロットあたり3.5ドル(円口座は360円) 無料
最大レバレッジ 1,000倍 1,000倍 2,000倍(適用条件あり)
最小取引単位 0.01ロット(1,000通貨) 0.01ロット(1,000通貨) 通貨ペアは0.1ロット(100通貨)
プラットフォーム MT4/MT5 MT4/MT5 MT4/MT5

マイクロ口座の最小取引単位は、マイクロ口座のページの契約サイズの表(通貨ペアの最小取引単位0.1、契約サイズ1,000)によるものです。口座タイプの一覧ページには「0.1マイクロロット(100通貨)から」と「最小取引量0.01マイクロロット」の両方の表記があり、公式サイトの中で書き方がそろっていません。実際に注文できる最小量は、MT5の銘柄の「仕様」で確かめてください。

口座タイプの一覧ページに3種類共通として書かれている条件のうち、費用と追証に関するものは、追証なし、口座開設費用や維持費なし、の2点です。マージンコールは証拠金維持率90%を下回った時点、強制ロスカットは20%で発動すると、ヘルプセンター「ゼロカット制度について」に書かれています(ロスカットの20%は、公式のレバレッジのページにもあります)。

マイクロ口座の2,000倍は、すべてのリアル口座を合わせて決済済みの取引が10回以上・取引量がスタンダードロット換算で5ロット以上(マイクロ口座の取引も換算して数える)・有効証拠金の合計が1,000ドル未満、という条件を満たす場合に選べるとされています。また、経済指標の発表時には新しく建てるポジションのレバレッジが下がる場合があり、ロールオーバーの時間帯などには貴金属・原油・株価指数CFDの新規ポジションのレバレッジが制限されます。詳しくはTitan FXのレバレッジ|口座別・銘柄別の上限と制限が入る場面にまとめています。

【訂正・2026年10月27日】9月1日の初稿と10月7日の訂正では、口座タイプ別のページの最大レバレッジを「500倍・500倍・1,000倍」とし、「公式ページ同士で数字が違う」と書いていました。この数字は、公式サイトではない titanfx.jp の記載でした。公式サイトでは、口座タイプの一覧ページ・各口座のページ・レバレッジのページ・ヘルプセンターとも、1,000倍・1,000倍・2,000倍でそろっています。

Titan FXクライアントキャビネットの口座タイプ選択画面。取引プラットフォームでMT5を選び、口座タイプにスタンダード・ブレード・マイクロの3種類が表示されている
口座開設時の選択画面。MT4/MT5はここで選び、口座タイプは3種類から選ぶ。

2. 取引コストは「スプレッド+取引手数料」で見る

MT5の気配値やチャートに表示されるスプレッドには、取引手数料が含まれていません。スタンダード口座とマイクロ口座は取引手数料が無料なので表示スプレッドがそのままコストに近くなりますが、ブレード口座は表示スプレッドが0.0pipsでも、別途1ロット(100,000通貨)あたり3.5ドル(円口座は360円)の取引手数料がかかります。画面上の数字だけを口座タイプ間で比べると、実質コストを読み違えます。

【訂正・2026年10月7日】9月1日の初稿では、「3.5ドル(100,000通貨)」が片道か往復かは、口座タイプ別ページの表記からは判断できないと書いていました。その後、Titan FXのヘルプセンター「ブレード口座の取引手数料はいくらですか」に、FXは1取引(片道)・1ロット(100,000通貨)あたり3.5ドル、往復では7ドル(円口座は720円)と書かれていることを確認しました。pipsへの換算はECN口座の取引手数料をpipsに換算する式にまとめています。

3. Zeroマイクロ口座は1ロットが1,000通貨。EAのロット計算がずれる

ここがMT5でEAやカスタムインジケーターを動かす人にとって、最も影響が大きい項目です。

公式のZeroマイクロ口座ページによると、1ロットあたりの単位は通貨ペアが1,000、ゴールドが10、シルバーが500、仮想通貨が0.1です。一般的な口座で前提とされる「1ロット=100,000通貨」ではありません。

これは表示上の違いではなく、注文サイズそのものの違いです。市販EAや自作EAのロット計算が100,000通貨を前提に書かれていると、マイクロ口座では想定と100倍ずれた注文サイズになります。証拠金額からリスクを逆算するEAでは、この差がそのまま損益の桁に効きます。

MT5側で必ず確認する場所

  1. MT5の「気配値表示」で対象銘柄を右クリックする
  2. 「仕様」を開く
  3. 「契約サイズ」(Contract size)の値を見る

ここに表示される値が、その口座・その銘柄での1ロットの単位です。公式ページの記載とMT5の表示が食い違う場合は、MT5の表示が実際の取引条件です。

MT5の銘柄仕様ダイアログ。EURUSD-m(Micro)の契約サイズが1 000 EURと表示されている
マイクロ口座のEURUSD-m。契約サイズが 1 000 EUR と表示されている(1ロット=1,000通貨)。

MQL5でコードを書く場合

当サイトではMQL5でインジケーターとEAを開発しています。その経験から言えるのは、契約サイズを固定値で書かないことです。一度でも口座タイプの違う環境へ持っていくと破綻します。実行時に取得すれば、口座タイプが変わっても同じコードが使えます。

// 契約サイズは口座タイプ・銘柄で変わる。固定値で書かない
double contract = SymbolInfoDouble(_Symbol, SYMBOL_TRADE_CONTRACT_SIZE);

この一行を入れるかどうかで、口座タイプを変えたときにEAを書き直すかどうかが決まります。

4. MT4とMT5にEA・インジケーターの互換性はない

MT4とMT5はプログラミング言語が別で(MQL4とMQL5)、コンパイル後のファイル形式も別です(.ex4と.ex5)。MT4向けのEAやインジケーターは、そのままではMT5で動きません。逆も同じです。

口座タイプは後から追加できますが、手持ちのEAやインジケーターをプラットフォーム間で移すことはできません。使いたいファイルが手元にあるなら、口座タイプより先に「MT4かMT5か」を決めるほうが手戻りが少なくなります。ソースコード(.mq4/.mq5)を持っていても、移植は書き換え作業になります。

MT5でカスタムインジケーターを導入する手順そのものでつまずいた場合は、当サイトのMT5にカスタムインジケーターを導入してコンパイルする手順と、MQL5のコンパイルエラーが出たときの対処を参照してください。

5. VPSの無料条件は、公式のVPS紹介ページには書かれていない

EAを24時間動かす場合、PCを常時起動しておくかVPSを使うかを決める必要があります。Titan FXの公式のVPSページでは、「指定された入金&取引条件を満たすと利用料が無料になる『無料VPS(Beeks Financial Cloud)』と、『使えるねっとFX専用VPS』を推奨」とされています。無料になる条件の数値は、VPSのページではなく、キャンペーンのページに書かれています。

公式サイトの無料VPSのキャンペーンページ(https://titanfx.com/jp/promotions/vps)には、次のように書かれています(2026年10月27日確認)。

  • 初月の申請時:1,000ドル(15万円)以上の有効証拠金があり、過去30日間に5ロット以上の取引があること
  • 2か月目以降:毎月1日に1,000ドル(15万円)以上の有効証拠金があり、前月に5ロット以上の取引があること
  • マイクロ口座での取引は、5ロットの計算に含まれない
  • 条件を満たさない月は、月額料金(28ドル/3,000円)が支払い口座から差し引かれる
  • VPSの仕様:1 vCPU・2,560MBのRAM・30GBのディスク・Windows Server 2022・ニューヨークのサーバー

【訂正・2026年10月27日】10月7日の訂正では、titanfx.jp のキャンペーンページをもとに、条件を「5,000ドル(約60万円)の有効証拠金」と書いていました。公式サイトの条件は1,000ドル(15万円)です。また、公式のVPSページが「お名前.comデスクトップクラウド」も紹介しているとしていた記述は、公式のページには見当たらなかったため削除しました。条件は変わることがあるため、申し込む時点の条件を、クライアントキャビネットとサポートで確認してください。

VPSが必要かどうかは、動かすものによって変わります。時間で自動的に決済するタイプのEAのように、自分がPCの前にいない時間帯に動作することが前提の仕組みでは、稼働環境が結果を左右します。この考え方についてはMT5で決済だけを自動化する方法で扱っています。

6. 規制上の位置づけ:金融庁の警告リストに掲載がある

ここは推測を挟まず、公式・公的な一次情報だけを示します。

公式サイトに記載されている運営法人とライセンス

Titan FX公式サイトの規制のページ(https://titanfx.com/jp/about-us/regulation)には、次の3法人と、規制当局・番号が書かれています(2026年10月27日確認)。

  • Titan FX Limited(バヌアツ共和国/バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)/Company No: 40313)
  • Atlantic Markets Limited(英領ヴァージン諸島/英領ヴァージン諸島金融サービス委員会(BVIFSC)/Licence No: SIBA/L/23/1124)
  • Titan Markets(モーリシャス共和国/モーリシャス金融サービス委員会(FSC)/License Number: GB20026097)

同じページの下部には、「Titan FXは、日本国内において金融商品取引業を営んでおらず、日本金融庁(JFSA)の登録・監督下にはありません。また、本ウェブサイトは日本に居住されている方を対象としたものではなく、日本国内における金融サービスの提供や勧誘行為を意図するものではありません。」と書かれています。

【訂正・2026年10月27日】初稿では、titanfx.jp の会社概要ページをもとに、セーシェルの法人を含む4法人を載せ、英領ヴァージン諸島の法人の番号を「登録番号 2080481」としていました。公式サイトの規制のページに書かれている3法人と番号に差し替えました。

金融庁の公表資料に記載されていること

金融庁は「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」というリストを公表しています。2026年9月1日に確認し、2026年10月7日にHTML版(令和8年9月25日更新)で確認し直したところ、Titan FXの名前では次の2件の掲載がありました。

海外/Titan FX Limited/平成27年8月/インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの/サービスの名称は「TITAN FX」

海外/TI Securities Limited/令和元年8月/インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの/サービスの名称は「TITAN FX、Titan FX、タイタンFX」で、平成27年8月7日付で警告を行った「Titan FX Limited」が提供していたサービスの名称と同一、と記載

出典:金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(HTML版)」 https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/mutouroku/04.html

【訂正・2026年10月7日】9月1日の初稿では、Titan FX Limitedのサービス名を「TITAN FX、Titan FX、タイタンFX」、警告日を平成27年8月7日として1件だけ引用していました。このサービス名の3つの表記は、2件目(TI Securities Limited)の記載にあるもので、平成27年8月7日は、その2件目の記載の中で、Titan FX Limitedの警告日として示されている日付です。また、2件目の掲載を書き落としていました。調べ方は海外FX業者が金融庁に登録されているか調べる方法にまとめています。

また金融庁は、無登録業者との取引について投資者保護の仕組みが確認できないことを注意喚起しています(「無登録業者との取引は要注意!!」)。

読者自身で確認する方法

業者の登録状況は、次の2つを両方見ると確認できます。どちらも金融庁の公式ページです。

  1. 免許・許可・登録等を受けている業者一覧に載っているか
  2. 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等についてに載っているか

この記事は、この事実をもって利用の可否を判断するものではありません。掲載の有無は変わりうるため、判断する時点で読者自身が確認してください。判断に迷う場合は、金融庁・消費者庁の注意喚起ページや専門家の情報を確認することを検討してください。

この記事で確認していないこと

正確さのために、確認していない項目を明示します。

  • 実際の約定品質・スリッページ・出金の可否。この記事は公式資料の確認が中心で、約定品質・スリッページ・出金の実績は、記事内で検証した数値としては載せていません
  • スプレッドの実測値。公式ページの記載を写しただけで、時間帯別の実測はしていません
  • キャンペーン・ボーナスの有無や条件。変動情報であり、公開情報として確認できないものは記載しません
  • VPS無料条件の実際の適用。条件は公式サイトのキャンペーンページの記載を転記したもので、申し込んで確認したものではありません(2026年10月27日に訂正)
  • ブレード口座の取引手数料の実際の請求額。ヘルプセンターの記載(片道3.5ドル・往復7ドル)を転記したもので、取引明細で確かめたものではありません(2026年10月7日に訂正)
  • MT4/MT5の非互換について、MetaQuotes公式ドキュメントでの裏取り。この記事の記述は当サイトのMQL5開発経験と、言語・ファイル形式が別であるという事実に基づくものです

MT5の操作でつまずいたときの関連記事

MT5のログインダイアログ。既存の取引口座と接続する欄でサーバーにTitanFX-MT5-01を選択している
既存口座で接続する場合は、ログインIDとサーバー名を指定する。

まとめ:確認の順番

6項目は、次の順番で確認すると手戻りが起きにくくなります。

  1. 規制上の位置づけを、金融庁の2つのリストで自分で確認する
  2. 手持ちのEA・インジケーターに合わせて、MT4かMT5かを決める
  3. 口座タイプを決める(最大レバレッジが異なる)
  4. MT5の銘柄仕様で契約サイズを確認する(マイクロ口座は1ロット=1,000通貨)
  5. スプレッドと取引手数料を合わせて実質コストを見積もる
  6. EAを常時稼働させるなら、VPSの条件を申し込み時点で確認する

取引条件は変動するため、この記事の数値は2026年10月27日時点の公式サイト(titanfx.com/jp)とヘルプセンターの記載です。実際に口座を開設する前に、条件を公式サイトで確認してください。

Titan FX公式サイトで口座条件を確認する

確認項目ごとの解説記事

この記事の6項目に関連して、MT5の操作と公式資料の確認方法を、個別の記事にまとめています。

参照した公式情報

Titan FXの公式サイトは2026年10月27日、金融庁のページは2026年9月1日(HTML版は10月7日)に確認しました。

免責事項

この記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。特定の業者・口座タイプ・取引の利用を勧めるものではなく、売買のタイミングや金額を示すものでもありません。

外国為替証拠金取引は、為替変動により元本を割り込む可能性があります。レバレッジをかけた取引では、証拠金を上回る速度で損失が拡大する場合があります。過去の実績や記載された条件は、将来の結果を保証しません。

記載した取引条件は2026年10月27日時点で公式サイト(titanfx.com/jp)とヘルプセンターに記載されていた内容であり、その後変更される場合があります。取引に関する判断は、読者自身の責任で行ってください。