AB=CDの買いパターン|実戦でのエントリー手順(第9回)
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📈 第9回 AB=CDの買いパターン実戦メモ
前回は、BCの角度と時間について整理しました。
👉 前回の記事はこちら:第8回:BCの角度と時間が示すもの
BCは、ただの押し戻りではありません。
ABの後に、相場の勢いがどれくらい残っているのか。
逆方向の力がどれくらい強いのか。
そこを読む場所でした。
今回は、その続きとして、AB=CDの買いパターンを見ていきます。
ただし、最初に大事なことを言っておきます。
AB=CDの買いパターンは、
「Dに来たら買う」ための型ではありません。
むしろ逆です。
下落AB、戻りBC、再下落CDを順番に見て、
D候補まで来たあとに、そこで本当に下げ止まりの気配があるかを確認するための型です。
📌 結論としては、
- ✅ 落ちている途中を値ごろ感で拾わない
- 📝 D候補を「買い場」ではなく「観察ゾーン」として見る
- 🧯 確認、損切り、第1目標までセットで考える
この3つがかなり大事です。
🧭 この回の読みどころ
RETRACEMENT 戻し比率
EXTENSION 拡張比率
比率は反転を決める点ではなく、値動きの位置関係を整理する目安として確認します。
下落AB、戻りBC、再下落CDを経て、D候補で下げ止まりを確認してから買いを検討する流れです。
🧭 買いパターンは、下落ABから始まる
AB=CDの買いパターンでは、最初のABは下落波です。
流れとしては、こうです。
- AからBへ価格が下がる
- BからCへいったん戻す
- CからDへもう一度下がる
- D付近で買い候補として観察する
このD付近が、買いを検討する候補地になります。
ただし、ここで大事なのは、
ABが明確な下落波として見えることです。
なんとなく下がっているだけ。
レンジの中で少し下に振れただけ。
上位足ではただのノイズに見える。
こういうABだと、買いパターンとして組み立てにくいです。
✅ 最初の確認はシンプルです。
- ✅ AからBまでを、ひとつの下落波として見られるか
- ✅ その下落を測る意味があるか
- 🧱 上位足の中でも無視できない動きか
ここが弱いなら、無理にAB=CDとして見ないほうがいいです。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
🔁 BCは、下落に対する戻りとして見る
次に見るのがBCです。
買いパターンのBCは、下落ABに対する戻りです。
ここでは、どこまで戻したかを見ます。
- 🔢 38.2%くらいの浅い戻り
- 🔢 50.0%付近の戻り
- 🔢 61.8%付近のしっかりした戻り
- 🔢 78.6%付近のかなり深い戻り
BCが浅い場合は、下落の勢いがまだ残っている可能性があります。
その場合、CDがBを下抜けたあと、100.0%だけで止まらず、127.2%や161.8%まで伸びることがあります。
一方で、BCが深い場合は、戻りとしては見やすいです。
ただし、A近くまで戻しているなら、ABの下落前提が弱くなっている可能性もあります。
ここでも、比率だけで判断しません。
🔍 見たいのは、戻り方です。
- ✅ ゆっくり戻したのか
- ✅ 急角度で戻したのか
- ✅ Cで上げ止まる形があるのか
- ✅ Cが決まったあと、再び下方向へ動き出しているのか
Cが曖昧なままだと、次のCDも曖昧になります。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
📉 CDは、Bを下抜けてから完成候補になる
買いパターンでは、CDがBを下抜けてから、AB=CDの完成候補として見やすくなります。
ここを早く決めすぎると危ないです。
Cから下げ始めた時点で、
「次はDまで来るはず」
と考えたくなります。
でも、まだBを下抜けていない段階では、ただの押し戻りの範囲で止まる可能性もあります。
なので、自分ならこの順番で見ます。
- ABが明確な下落波か
- BCがABに対する戻りとして成立しているか
- Cで上げ止まりの形があるか
- CDがBを下抜けているか
- D候補が100.0%、127.2%、161.8%のどこにあるか
📌 ポイントは、D候補だけを見ないことです。
そこまでの流れを見ます。
ここを飛ばすと、D点だけを理由にした早すぎる逆張りになりやすいです。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
👀 D候補は、買い場ではなく観察ゾーン
AB=CDの買いパターンで一番ありがちな失敗は、
D候補を買い場だと決めつけることです。
たしかに、D候補は買いを検討する場所です。
でも、そこで下げ止まると決めつける場所ではありません。
特に注意したいのは、CDの勢いが強い時です。
⚠️ たとえば、こういう場面です。
- ✅ 長い陰線が続いている
- ✅ Bを下抜けたあとも勢いが落ちない
- 🔢 100.0%を抜けて127.2%へ一気に向かっている
- 🔢 161.8%に来ても下げ止まりの形がない
- 🧱 上位足でも下方向の流れが強い
こういう時は、D候補に来たからといって急いで買いを考えないほうがいいです。
D候補は、買い場というより観察ゾーンです。
ここで下げ止まりの気配が出るか。
売りの勢いが弱くなるか。
下位足で反転の形が出るか。
損切り位置を現実的に置けるか。
このあたりを確認してから考えます。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
✅ 買いパターンで見たい確認
買いパターンで自分が見たい確認は、だいたいこのあたりです。
- ✅ D候補付近で下げ足が鈍る
- ✅ 長い下ヒゲが出る
- ✅ 連続した安値更新が止まる
- ✅ 下位足で高値安値の切り上げが出る
- 🧱 D候補が上位足の節目や水平線と重なる
- 🧯 損切りをDの少し下に置いても幅が大きすぎない
もちろん、全部そろう必要はありません。
ただ、何も確認がないまま、
「D候補だから買う」
という見方は避けたいです。
AB=CDは、完成候補を見つける型です。
実際に買いを検討するかどうかは、D候補での反応を見てからです。
ここを分けるだけでも、かなり無理な逆張りは減ります。
D候補での反応、損切り位置、第1目標をセットで確認してから売買候補として扱います。
🧯 損切り位置が遠すぎるなら見送る
AB=CDの買いパターンでは、D候補の少し下や、反転確認で作った安値の下に損切りを置く考え方があります。
ただし、その幅が大きすぎるなら、無理に触らないほうがいいです。
パターンがきれいに見えても、損切り幅が広すぎると、トレードとしては扱いにくくなります。
自分なら、D候補そのものよりも、
損切り位置が現実的か
をかなり見ます。
⚠️ たとえば、こういう時です。
- ⚠️ Dの下に置くと損切り幅が広すぎる
- 🧯 直近安値の下に置くとリスクリワードが合わない
- 📝 反転確認を待つと入る位置が悪くなりすぎる
- 🧱 上位足の流れが下向きで、戻りの余地が小さい
こういう時は、見送る判断も普通にあります。
買いパターンだから買うのではありません。
リスクを置ける形になっているかを見る。
ここはかなり大事です。
🎯 利確は、戻りの目安を先に決めておく
買いパターンで反転を確認できたとしても、どこまで戻るかは分かりません。
なので、利確の考え方も先に整理しておきたいです。
ひとつの目安は、A-D全体の戻りです。
Dから反発したあと、A-Dに対して38.2%、50.0%、61.8%あたりまで戻るかを見る。
特に第1目標としては、61.8%を意識することがあります。
もうひとつは、初期リスクと同じくらいの利益が出たところです。
たとえば、損切り幅が20pipsなら、20pips分の含み益が出たあたりで一部を軽くする。
その後、残りを建値付近に移して、リスクを小さくする。
こういう管理の考え方もあります。
📌 大事なのは、入ったあとに考え始めないことです。
買いを検討する前に、損切り位置と第1目標をセットで見ておく。
ここまで含めて、買いパターンとして扱いたいです。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
🧱 上位足の流れとぶつかっていないか
AB=CDの買いパターンは、下落の終盤を狙う形に見えることがあります。
だからこそ、上位足の確認が必要です。
上位足で強い下落が続いている時に、下位足のAB=CDだけで買いを考えると、早すぎる逆張りになりやすいです。
見るなら、たとえばこういうところです。
- 🧱 上位足のサポート付近か
- ✅ 直近の下落が伸び切っているか
- 🧱 下位足だけでなく上位足でも下げ止まりの気配があるか
- ✅ トレンドデイのような一方通行の日ではないか
- ✅ 反発しても戻り売りが出やすい位置ではないか
買いパターンは、Dだけで完結しません。
上位足の文脈と重なると、候補として見やすくなります。
逆に、上位足と真っ向からぶつかるなら、見送りも考えたいです。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
⚠️ よくある失敗
AB=CDの買いパターンでありがちな失敗は、落ちている途中で早く入りすぎることです。
D候補が近づいてくると、そろそろ反発しそうに見えます。
でも、CDが強い時は、そのままDを超えて伸びることがあります。
もう一つは、Cが決まっていないのにCDを引いてしまうことです。
Cがまだ曖昧なのに、そこからDを予測すると、AB=CDの形がどんどん変わります。
これも後付けになりやすいです。
最後に、利確と損切りを後から考えることです。
入ってから、
「どこで切ろう」
「どこで利確しよう」
と考えると、判断がぶれます。
AB=CDの買いパターンを見る時は、
D候補、確認、損切り、第1目標までをセットで見る。
ここまで決めて、初めて検討できる形になります。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
📝 実戦での確認順
買いパターンを見る時、自分ならこの順番で確認します。
- ABが明確な下落波として見えるか
- BCがABに対する戻りとして成立しているか
- Cで上げ止まりの形があるか
- CDがBを下抜けているか
- D候補が100.0%、127.2%、161.8%のどこにあるか
- D候補で下げ止まりの確認が出ているか
- 損切り位置が現実的か
- 第1目標が見えるか
- 上位足の流れと大きくぶつかっていないか
この順番で見ると、D点だけを見て買いたくなる衝動を抑えやすいです。
AB=CDの買いパターンは、反発を当てるためのものではありません。
下落の流れを分解して、買いを検討してよい候補地かどうかを整理するための型です。
この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。
✅ まとめ
AB=CDの買いパターンは、
下落AB、戻りBC、再下落CDを順番に見て、D候補で反応を確認する型です。
今回の整理はこうです。
- 📉 買いパターンは下落ABから始まる
- 🔁 BCは下落に対する戻りとして見る
- 📍 CDがBを下抜けてから完成候補として見やすくなる
- 👀 D候補は買い場ではなく観察ゾーン
- ✅ D候補で下げ止まりの確認を見る
- 🧯 損切り位置が遠すぎるなら見送る
- 🎯 第1目標と管理方針を先に考えておく
- 🧱 上位足の流れとぶつかっていないか確認する
買いパターンは、うまく見えるとかなり魅力的です。
ただ、落ちている途中を早く拾いにいくと、AB=CDを使っているつもりでも、ただの値ごろ感になりやすいです。
だからこそ、順番を固定します。
AB、BC、CD、D候補、確認、損切り、第1目標。
この流れで見ると、買いパターンはかなり整理しやすくなります。
🔜 次回予告
次回は、AB=CDの売りパターン実戦メモをテーマにします。
買いパターンと同じように、売り側でもD候補だけを見ると危ないです。
次回は、上昇AB、押しBC、再上昇CDをどう見て、どこで売り候補として整理するかを見ていきます。
👉 次回の記事はこちら:第10回:AB=CDの売りパターン実戦メモ

