バタフライとBC延長の重ね方|候補値の精度を上げる見方(第23回)

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📏 第23回 バタフライとBC延長を重ねて見る方法

前回は、バタフライとAB=CDを重ねて見る方法を整理しました。

👉 前回の記事はこちら:第22回:バタフライとAB=CDを重ねて見る方法

バタフライでは、XAの外側候補として127.2%や161.8%付近を見ます。

ただ、それだけだとD候補が広くなりやすいです。

そこで、AB=CDの完成候補を重ねることで、
「このあたりなら、外側比率と波のリズムが近い」
と整理しやすくなる、という話をしました。

今回は、その続きです。

テーマは、バタフライとBC延長を重ねて見る方法です。

バタフライのD候補を考える時、AB=CDだけでなく、BCからCDがどれくらい伸びているかも見ます。

📌 結論から言うと、バタフライでは、
XAの外側候補、AB=CD、BC延長が近い場所に集まるか
を見ることで、D候補をさらに絞り込みやすくなります。

ただし、これも反転を保証するものではありません。

BC延長は、
「CからDへの伸びが、BからCの戻りや押しに対してどれくらい行き過ぎているか」
を整理するための材料です。

重なった場所で、反応を見る。
この順番は変えません。

READING ROUTE

🧭 この回の読みどころ

01🧭 なぜBC延長を見るのか
02🔢 BC延長はD候補の補助線
03📍 まずBCを無理なく決める
RATIO MAP 本文に登場する比率の位置関係

比率は反転を決める点ではなく、値動きの位置関係を整理する目安として確認します。

VISUAL GUIDE / 概念図 バタフライとBC延長の重なり
XA AB BC CD X A B C D D候補 反応確認 BC延長

BCを基準にした延長候補と、XA外側のD候補が近い場所を補助的な重なりとして確認します。

🧭 なぜBC延長を見るのか

バタフライでは、D候補がXAの外側に出ます。

買い側なら、Xを下抜けた先。
売り側なら、Xを上抜けた先。

ここで127.2%や161.8%を見るだけでも、外側の候補は分かります。

ただ、実戦では、候補が広くなりやすいです。

そこで、CからDへの伸びを、直前のBCに対して確認します。

BC延長を見ると、
CからDが、BCに対してどれくらい伸びたのか
が分かります。

たとえば、BCが小さめなのにCDが大きく伸びているなら、勢いが強い可能性があります。
逆に、BC延長の候補とXA外側候補が近いなら、D候補として観察しやすくなります。

VISUAL GUIDE / 概念図 なぜBC延長を見るのか を図で整理
1 2 3 D候補の反応を確 買い側ならXを下抜けた先 売り側ならXを上抜けた先

この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。

🔢 BC延長はD候補の補助線

BC延長は、単独で使うものではありません。

バタフライで見ている主役は、あくまでXABCD全体の構造です。

BC延長は、D候補を絞るための補助線です。

自分なら、次のように重ねて見ます。

  • 🔢 XAに対する127.2%や161.8%
  • 🔁 AB=CDの100.0%付近
  • 📏 BC延長の161.8%や224.0%、261.8%付近
  • 🧱 上位足の節目
  • 👀 D候補での反応

この中で、いくつかが同じ価格帯に集まると、D候補として観察しやすくなります。

ただし、材料が多いから入るわけではありません。

材料が集まった場所で、止まる反応を待ちます。

VISUAL GUIDE / 概念図 BC延長はD候補の補助線 を図で整理
BCの戻しを確認 基準波を確認 D候補の反応を確 BC延長はD候補の補助線

この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。

📍 まずBCを無理なく決める

BC延長を見るには、まずBCを無理なく決める必要があります。

買い側なら、BからCへの戻り。
売り側なら、BからCへの押し。

このBCが曖昧だと、CDの延長候補も曖昧になります。

見送りやすいのは、次のようなBCです。

  • ⚠️ BとCの位置が後から何度も変わる
  • ⚠️ BCの値幅が小さすぎる
  • ⚠️ BCの途中に大きな乱れが多い
  • ⚠️ Cがどこか分かりにくい
  • ⚠️ BCを決めると全体のXABCDが不自然になる

BCは、次のCDの伸びを測る基準です。

だから、BCが曖昧なら、BC延長も無理に使いません。

VISUAL GUIDE / 概念図 まずBCを無理なく決める を図で整理
1 2 3 BCの戻しを確認 買い側ならBからCへの戻り 売り側ならBからCへの押し

この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。

📏 CDがBCに対してどれくらい伸びたかを見る

BCが決まったら、CからDへの伸びを見ます。

バタフライでは、CDがBCに対して大きく伸びることがあります。

目安としては、BCに対する161.8%、224.0%、261.8%付近を見ることがあります。

ここで大事なのは、数字を暗記することではありません。

見るのは、
CからDが、直前のBCに対してどれくらい行き過ぎているか
です。

買い側なら、BからCへ戻したあと、CからDへ下に伸びる。
売り側なら、BからCへ押したあと、CからDへ上に伸びる。

このCDが、BCに対してどこまで伸びたかを見ます。

📌 BC延長は、D候補の候補地を増やすためではなく、
D候補を絞るため
に使います。

VISUAL GUIDE / 概念図 CDがBCに対してどれくらい伸びたかを見る を図で整理
1 2 3 BCの戻しを確認 数字の役割を確認 見るのは

この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。

🧱 XA外側候補とBC延長が近い形

バタフライで見たいのは、XA外側候補とBC延長が近い形です。

たとえば買い側なら、次のような重なりです。

  • 🔢 XAの127.2%付近
  • 📏 BC延長の161.8%付近
  • 🔁 AB=CDの100.0%候補
  • 🧱 上位足のサポート

売り側なら、次のような重なりです。

  • 🔢 XAの161.8%付近
  • 📏 BC延長の224.0%付近
  • 🔁 AB=CDの100.0%候補
  • 🧱 上位足のレジスタンス

このように、複数の候補が近いほど、D候補として説明しやすくなります。

ただし、全部が完全に一致する必要はありません。

大事なのは、
同じ価格帯を見ていると言えるか
です。

同じ価格帯に集まっているなら、そこを観察ゾーンとして扱います。

⚠️ BC延長だけでDを決めない

BC延長を覚えると、161.8%や224.0%、261.8%だけでD候補を決めたくなることがあります。

でも、これは危ないです。

BC延長だけを見ると、XABCD全体の構造を見落としやすくなります。

たとえば、BC延長の261.8%に届いている。
でも、XA外側候補とは離れている。
AB=CDとも合っていない。
上位足の節目もない。

この場合、BC延長だけで無理に反転候補にしないほうがいいです。

見送る候補は、次のような形です。

  • ⚠️ BC延長だけが合っている
  • ⚠️ XAの127.2%や161.8%から大きく離れている
  • ⚠️ AB=CDの完成候補とも離れている
  • ⚠️ D候補のゾーンが広くなりすぎる
  • ⚠️ 反応を見る価格を説明しにくい

BC延長は補助線です。

主役にしすぎないことが大事です。

VISUAL GUIDE / 概念図 D候補の重なりを作る3要素
1 2 3 XA外側 BC延長 D反応 主候補 補助根拠 最終確認 重なりを候補に使う

XA外側候補、BC延長、D候補での反応が近い場所に集まるかを確認します。

⚡ CDが勢いよく伸びすぎている時

BC延長を見ている時に注意したいのが、CDの勢いです。

CDがBCに対して大きく伸びているということは、行き過ぎの候補でもあります。

ただし、同時に、勢いが強いという意味でもあります。

買い側なら、CDが強い下落として伸びている。
売り側なら、CDが強い上昇として伸びている。

この時、BC延長の161.8%や224.0%に届いたからといって、すぐ逆張りするのは早いです。

特に注意したいのは、次のような形です。

  • ⚠️ CDが大きなローソク足で一気に伸びている
  • ⚠️ 161.8%を実体で抜けている
  • ⚠️ 224.0%や261.8%まで勢いが落ちない
  • ⚠️ 下位足で一方通行の動きが続いている
  • ⚠️ D候補でヒゲや反転の形が出ない

こういう時は、比率到達よりも、止まる反応を優先します。

VISUAL GUIDE / 概念図 CDが勢いよく伸びすぎている時 を図で整理
BCの戻しを確認 勢いと時間を比較 CDの伸びを確認 CDが勢いよく伸びすぎている時

この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。

👀 重なった場所で何を見るか

XA外側候補、AB=CD、BC延長が近くなったら、次に見るのは反応です。

買い側なら、下げ止まりの反応。
売り側なら、上げ止まりの反応。

確認することは、これまでと同じです。

  • ✅ 長いヒゲが出る
  • ✅ 更新幅が小さくなる
  • ✅ 同じ方向のローソク足が続かなくなる
  • ✅ 下位足で直近高値、直近安値を抜き返す
  • ✅ 損切りを置ける高値安値ができる
  • 🧱 上位足の節目と重なる

重なりは、候補地を絞るための材料です。

実際に触るかどうかは、D候補での反応を見てからです。

VISUAL GUIDE / 概念図 重なった場所で何を見るか を図で整理
1 2 3 ABとCDを比較 買い側なら下げ止まりの反応 売り側なら上げ止まりの反応

この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。

🧯 損切り幅と第1目標も見る

BC延長まで重なると、かなり説得力のあるD候補に見えることがあります。

ただ、ここでも損切り幅と第1目標を確認します。

買い側なら、Dの下に損切りを置けるか。
売り側なら、Dの上に損切りを置けるか。

第1目標としては、CDに対する38.2%戻しや50.0%戻し、直近の節目を見ます。

確認したいのは、次の点です。

  • 🧯 損切り幅が広すぎないか
  • 🧯 Dの外側に置ける明確な高値安値があるか
  • 🎯 第1目標まで距離が残っているか
  • 🎯 反応確認後でもリスクリワードが崩れないか
  • 🧱 上位足の流れと正面衝突していないか

比率が3つ重なっても、管理できないなら見送ります。

VISUAL GUIDE / 概念図 損切り幅と第1目標も見る を図で整理
1 2 3 根拠の外側 損失幅を確認 目標距離と比較

この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。

📋 バタフライとBC延長を重ねるチェックリスト

自分なら、次の順番で確認します。

  1. XAが基準波として明確か
  2. D候補がXAの外側に出ているか
  3. 127.2%や161.8%付近を候補地として見られるか
  4. BCの値幅が無理なく見えるか
  5. CDがBCに対してどれくらい伸びているか
  6. BC延長の161.8%、224.0%、261.8%付近がどこにあるか
  7. AB=CDの100.0%候補と近いか
  8. D候補で反応が出ているか
  9. 損切りをDの外側に置けるか
  10. 第1目標まで距離が残っているか

この順番で見ると、BC延長を単独で使わず、バタフライ全体の中で整理しやすくなります。

大事なのは、
「どの比率が、どの価格帯に集まっているか」
を言葉にできることです。

VISUAL GUIDE / 概念図 バタフライとBC延長を重ねるチェックリスト を図で整理
前提を確認 変化を比較 最後に判断 BCの戻しを確認

この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。

✅ まとめ

今回は、バタフライとBC延長を重ねて見る方法を整理しました。

ポイントは、次の通りです。

  • 🧭 BC延長はD候補を絞るための補助線
  • 🔢 バタフライではXAの127.2%や161.8%付近を見る
  • 📍 まずBCを無理なく決める
  • 📏 CDがBCに対してどれくらい伸びたかを見る
  • 🧱 XA外側候補とBC延長が近い形を観察する
  • ⚠️ BC延長だけでDを決めない
  • ⚡ CDが勢いよく伸びすぎている時は待つ
  • 👀 重なった場所で反応を見る
  • 🧯 損切り幅と第1目標も確認する

BC延長を重ねると、D候補をより細かく整理できます。

ただし、BC延長は主役ではありません。

XA外側候補、AB=CD、BC延長、上位足の節目。
これらが近い場所を観察ゾーンとして見て、最後は反応を待つ。

この流れを崩さないことが大事です。

🔜 次回予告

次回は、バタフライ完成候補で反応確認をどう待つかをテーマにします。

比率が重なったD候補に来たあと、すぐ触るのではなく、どんな値動きを待つか。
次回は、ヒゲ、更新幅、下位足の切り替わりを中心に整理していきます。

👉 次回の記事はこちら:第24回:バタフライ完成候補で反応確認をどう待つか

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