直すべき記事をGSCとGA4で選ぶ方法|4分類で決める

記事が増えると「どれから直すか」で止まります。先に直すべきなのは、すでに検索結果に出ているのにクリックされていない記事です。

この判断は Search Console の表示回数・クリック数・掲載順位の3つだけで決められます。

(確認日:2026年9月23日)

4つに分ける

状態 何が問題か やること
順位が高い/クリック0 見せ方 タイトルと説明文を直す
表示は多い/順位が低い(11〜30位) 内容の不足 本文を足す
表示がほぼ0 そもそも検索されていない/登録されていない キーワードを見直す。登録状況を確認
クリックがある 問題なし 触らない

1行目から着手してください。すでに検索結果に出ているので、タイトルを直すだけで結果が変わる可能性があります。本文を書き足す必要はありません。

最後の行も重要です。うまくいっている記事を触らない。直して順位が下がると、戻す判断ができなくなります。

実例:当サイトで実際にやったこと

2026年9月、当サイトの Search Console を確認したところ、表示20回以上でクリック0のページが4件ありました。

ページ 表示 順位 クリック
A 125 10.6位 0
B 74 7.9位 0
C 37 5.8位 0

5.8位でクリック0です。1ページ目に出ているのに、誰も選んでいません。内容の問題ではなく、検索結果で選ばれる理由が無かったということです。

調べて分かった原因

Cのタイトルは43字ありました。検索結果では後半が省略されるため、省略されていた部分こそが他の記事との違いだったにもかかわらず、読者には見えていませんでした。

もうひとつ、説明文(meta description)が1つ目の句点で切られていることも分かりました。抜粋の後半に書いた要点が、検索結果には出ていなかったということです。

対策は「1文目に結論を置く」こと。切られても意味が通ります。

手順

  1. Search Console の「検索結果」→「ページ」を開く
  2. 期間を過去3か月以上にする(短いと母数が足りない)
  3. 表示回数で並べ替える
  4. 表示がある程度あってクリック0のページを書き出す
  5. それぞれの掲載順位を見て、上の表で分類する

🔴 表示回数が一桁のページは対象にしないでください。たまたまの可能性が高く、直しても効果を測れません。

GA4で見る場合

Search Console は検索結果での見え方、GA4は来た後の行動です。

  • クリックはあるが、すぐ離脱する — 検索意図と中身がずれている
  • 読まれているが次に進まない — 内部リンクの不足

ただしアクセスが少ないうちは、GA4の数字はほとんど参考になりません。数件の行動から傾向は読めません。まずは Search Console だけで判断する方が確実です。

直した後にやること

🔴 直す前に、判定する日と基準を決めてください。

当サイトでは、上の3本について「28日後にCTRが0%から1.0%以上、かつ順位が悪化していないこと」を作業前に文書へ記録しました。

後から基準を決めると、結果を見てから「まあ成功と言える」と判断してしまいます。これをやると、何回直しても学習が残りません。

記事が多すぎて選べない場合

記事数が数百〜数千になると、この作業を手で回すのは難しくなります。毎回この分類をやり直すことになるためです。

当サイトが開発・販売している Amazon Auto Posts は、Search Console と GA4 のデータを取り込み、投稿ごとに自動で分類する機能を持っています。自社製品なので割り引いて読んでいただいて構いませんが、分類の考え方自体は上の表のとおりで、手作業でも同じことができます。

そもそも表示が0の記事が多い場合は、見せ方ではなく登録の問題かもしれません。AI記事がインデックスされない時に見る順番と同じ商品で記事を量産するとどうなるかを先に確認してください。

まとめ

  1. 順位が高くクリック0の記事から直す。効果が出るまでが最も早い
  2. 🔴 うまくいっている記事は触らない
  3. タイトルは長すぎると後半が省略される。説明文は1文目に結論を置く
  4. 表示回数が一桁のページは対象にしない
  5. 🔴 直す前に判定日と基準を決めて記録する

本記事は2026年9月23日時点の当サイトの実測に基づきます。数値は当サイトの環境での実測であり、他のサイトで同じ結果になることを示すものではありません。