バタフライの利確ポイント②|第2目標と残り玉の扱い方(第27回)

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🧩 第27回 バタフライの第2目標と残り玉をどう考えるか

前回は、バタフライの第1目標をどう考えるかを整理しました。

👉 前回の記事はこちら:第26回:バタフライの第1目標をどう考えるか

バタフライの第1目標は、大きく伸ばす場所ではなく、最初にリスクを軽くする場所として見る。
CDに対する38.2%戻しや50.0%戻し、C付近、直近の戻り高値や押し安値を重ねて見る。

こう考えると、D候補で反応したあとに、少し落ち着いて管理しやすくなります。

今回は、その次です。

テーマは、バタフライの第2目標と残り玉をどう考えるかです。

📌 結論から言うと、第2目標は、
残りをどこまで伸ばすかを決める場所
ではなく、残りをどう段階管理するかを考える場所です。

第1目標で一部を軽くしたあと、残りをどこまで持つのか。
C付近で終えるのか。
B付近まで見るのか。
CDに対する61.8%戻しや78.6%戻しまで考えるのか。

ここを最初から分けておくと、含み益が出たあとに迷いにくくなります。

READING ROUTE

🧭 この回の読みどころ

01🧭 第2目標は「残りの管理場所」
02🎯 C付近を第2目標にする考え方
03📐 CDの61.8%戻しを見る
RATIO MAP 本文に登場する比率の位置関係

比率は反転を決める点ではなく、値動きの位置関係を整理する目安として確認します。

VISUAL GUIDE / 概念図 第2目標と残り玉の管理
1 第1目標 一部を軽く 2 61.8% 次の候補 3 C付近 強い節目 4 残り玉 出口を管理

第1目標で一部を軽くし、61.8%戻し、C付近、B付近を見ながら残り玉を段階的に管理します。

🧭 第2目標は「残りの管理場所」

第1目標に届くと、少し気持ちが楽になります。

一部を利確する。
損切り幅を軽くする。
建値付近までリスクを調整する。
次の節目を見る余裕が出る。

こうなると、残りを伸ばしたくなります。

ここで大事なのは、第2目標を「もっと取る場所」とだけ見ないことです。

もちろん、伸びればうれしいです。
でも、伸ばすことばかり考えると、せっかく第1目標まで来た利益を全部返しやすくなります。

だから自分は、第2目標を次のように見ます。

  • 🧩 残り玉の出口候補
  • 🎯 反応が続いた時の次の節目
  • 👀 流れが本当に変わっているか確認する場所
  • 🧯 利益を守るための再判断ポイント

第2目標は、放置するための目標ではありません。

第1目標のあと、残りをどう扱うかを決める管理ポイントです。

VISUAL GUIDE / 概念図 第2目標は「残りの管理場所」 を図で整理
1 2 3 近い節目 値幅を比較 段階的に管理

この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。

🎯 C付近を第2目標にする考え方

バタフライで第2目標として見やすいのは、まずC付近です。

買い側なら、Dから反発してC付近まで戻るか。
売り側なら、Dから反落してC付近まで下げるか。

Cは、パターンの中で一度しっかり反応した場所です。

そのため、Dから戻った時にも意識されやすい価格帯になります。

前回は、C付近が第1目標になる場合もあると話しました。

これは、Cが近い場合です。
CDの38.2%戻しや50.0%戻しとC付近が近ければ、第1目標として見やすくなります。

逆に、Cが遠い場合は、第2目標として分けたほうが扱いやすいです。

📌 つまり、C付近は固定ではありません。

  • Cが近いなら第1目標候補
  • Cが遠いなら第2目標候補
  • Cの手前に節目が多いなら無理に狙わない
  • C付近で反応が弱くなるなら残りを軽くする

こういうふうに、距離と途中の節目で分けて見ます。

VISUAL GUIDE / 概念図 C付近を第2目標にする考え方 を図で整理
近い節目 値幅を比較 段階的に管理 C付近を第2目標にする考え方

この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。

📐 CDの61.8%戻しを見る

第2目標では、CDに対する61.8%戻しも見やすい候補になります。

第1目標では38.2%戻しや50.0%戻しを見ました。
第2目標では、反応が続いた場合に61.8%戻しを見ます。

買い側なら、Dから上に戻ってCDの61.8%戻し付近。
売り側なら、Dから下に戻ってCDの61.8%戻し付近。

ここは、Dからの反応がかなり進んだ場所です。

ただし、61.8%戻しまで見るには条件があります。

  • ✅ 第1目標に届いたあと、反応が崩れていない
  • ✅ 下位足で高値安値の切り替わりが続いている
  • ✅ 途中に強い逆方向の節目がない
  • ✅ 建値移動や一部利確で心理的な余裕がある
  • ✅ C付近や直近節目と重なっている

61.8%戻しは、ただの数字ではありません。

途中の値動きがついてきている時だけ、次の候補として見る場所です。

⚖️ 78.6%戻しは欲張りすぎに注意する

CDに対する78.6%戻しも、第2目標以降の候補になります。

ただ、78.6%戻しはかなり深い戻しです。

Dからの反応が強く、流れがかなり切り替わっている時でなければ、待つのが難しい場所です。

自分の感覚では、78.6%戻しは最初から第2目標として置くよりも、残り玉のさらに先の候補として見ることが多いです。

たとえば第1目標で一部を軽くする。
C付近や61.8%戻しでさらに軽くする。
それでも流れが続くなら、最後の残りで78.6%戻しを考える。

このくらい段階を分けたほうが、管理しやすいです。

最初から78.6%戻しだけを見ていると、途中で止まった時に判断が遅れます。

📌 深い戻しを狙う時ほど、
途中の節目で一度軽くする設計
が大事になります。

VISUAL GUIDE / 概念図 78.6%戻しは欲張りすぎに注意する を図で整理
1 2 3 構造の弱点 値動きの警告 管理できるか

この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。

🧱 B付近は大きな節目になりやすい

バタフライの残り玉を見る時、B付近も候補になります。

Bは、パターンの中で大きく流れが変わった場所です。

買い側なら、Dから上に戻った時にB付近が上値の壁になりやすい。
売り側なら、Dから下に戻った時にB付近が下値の壁になりやすい。

ただし、B付近は遠いことが多いです。

特にDがXAの127.2%や161.8%まで伸びている場合、DからBまでの距離はかなりあります。

そのため、B付近を第2目標にする時は、次の点を確認します。

  • 🧱 C付近を越えているか
  • 🧱 CDの61.8%戻しを越えているか
  • 🧱 途中の押し戻りが崩れていないか
  • 🧱 上位足の節目が邪魔していないか
  • 🧱 残り玉だけで見られる状態か

B付近を最初から全部の利確目標にすると、かなり欲張った管理になりやすいです。

Bは、残り玉の候補として見るくらいがちょうどいいです。

VISUAL GUIDE / 概念図 第2目標の候補を段階化する
1 2 3 61.8% C付近 B付近 次の候補 中間の壁 大きな節目 残り玉を段階管理

61.8%戻し、C付近、B付近を段階的に見て、残り玉の出口を一つに固定しません。

👀 残り玉は「気楽に見る」くらいが扱いやすい

残り玉という言葉を使うと、どうしても「伸ばさないともったいない」と思いやすくなります。

でも、残り玉は気楽に見たほうが扱いやすいです。

第1目標で一部を軽くしている。
損切りリスクも下げている。
あとは反応が続くなら残す。
崩れるなら終える。

このくらいの感覚です。

残り玉でやりがちなのは、次のような管理です。

  • ⚠️ 第1目標に届いたのに何もしない
  • ⚠️ 残りを伸ばすつもりで全部返す
  • ⚠️ 途中の節目を無視してB付近だけを見る
  • ⚠️ 含み益が出たあとに損切り位置を決め直す
  • ⚠️ まだ流れが変わっていないのに深い戻しを期待する

残り玉は、相場に任せる部分です。

ただし、任せると言っても、放置とは違います。

どこで軽くするか。
どこを割ったら終えるか。
どこまで行けば十分か。

この線を先に置いておく必要があります。

VISUAL GUIDE / 概念図 残り玉は「気楽に見る」くらいが扱いやすい を図で整理
1 2 3 近い節目 値幅を比較 段階的に管理

この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。

📍 買い側の第2目標

買い側のバタフライでは、D候補で下げ止まりを見たあと、上方向への戻りを追います。

第1目標で一部を軽くしたあと、残りは次の順番で見ます。

  1. C付近
  2. CDの61.8%戻し
  3. CDの78.6%戻し
  4. B付近
  5. 上位足のレジスタンス

買い側で注意したいのは、上に戻る途中で戻り売りが入りやすいことです。

Dから反応したからといって、すぐ上昇トレンドに変わるわけではありません。

だから、第2目標を遠くに置く場合でも、途中の押し安値を見ます。

下位足で押し安値を割る。
戻りが弱くなる。
C付近で上ヒゲが増える。
61.8%戻しで止められる。

こういう変化が出たら、残りを軽くする候補になります。

📍 売り側の第2目標

売り側のバタフライでは、D候補で上げ止まりを見たあと、下方向への戻りを追います。

第1目標で一部を軽くしたあと、残りは次の順番で見ます。

  1. C付近
  2. CDの61.8%戻し
  3. CDの78.6%戻し
  4. B付近
  5. 上位足のサポート

売り側で注意したいのは、下げる途中で押し目買いが入りやすいことです。

Dで上げ止まったように見えても、上位足の流れが強ければ、途中で買い直されることがあります。

だから売り側でも、残り玉は段階的に見ます。

C付近で止まるなら軽くする。
61.8%戻しで反発するなら終える。
78.6%戻しまで伸びるなら、最後の残りだけで見る。

こんなふうに、深い目標ほど小さく扱うと判断が楽になります。

VISUAL GUIDE / 概念図 売り側の第2目標 を図で整理
近い節目 値幅を比較 段階的に管理 売り側の第2目標

この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。

🧩 残り玉の出口を3段階に分ける

バタフライの残り玉は、3段階で考えると整理しやすいです。

1つ目は、C付近。
2つ目は、61.8%戻し付近。
3つ目は、78.6%戻しやB付近。

すべてを同じ重さで見る必要はありません。

個人的には、次のように分けます。

  • 🎯 C付近:残りをかなり軽くする候補
  • 📐 61.8%戻し:反応が続いた時の次の候補
  • ⚖️ 78.6%戻し:最後の残りで見る候補
  • 🧱 B付近:上位足の流れも変わった時の候補

こうすると、途中で迷いにくくなります。

「どこまで伸ばすか」ではなく、
「どの節目でどれだけ軽くするか」
を先に考えるわけです。

VISUAL GUIDE / 概念図 残り玉の出口を3段階に分ける を図で整理
1 2 3 近い節目 値幅を比較 段階的に管理

この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。

🧯 建値移動との関係

第2目標を考える時、建値移動もセットで出てきます。

第1目標に届いたあと、損切りを建値付近に動かすのか。
少し利益側に置くのか。
元の損切り位置のままにするのか。

ここはかなりブレやすいところです。

建値移動を早くしすぎると、少しの戻りで切られて、その後に伸びることがあります。
逆に遅すぎると、第1目標まで来た利益を大きく返すことがあります。

だから、建値移動は第2目標とセットで考えます。

  • 🧯 第1目標に届いたら一部を軽くする
  • 🧯 残りの損切りをどこに動かすか決める
  • 👀 C付近や61.8%戻しまでの途中の値動きを見る
  • 🚫 建値に動かしたあと、すぐ戻される形か確認する

建値移動は便利ですが、万能ではありません。

次回、このあたりをもう少し深く整理します。

🚫 見送るべき残り玉管理

第2目標や残り玉で注意したいのは、目標を遠くしすぎることです。

特に、次のような管理は崩れやすいです。

  • ⚠️ 第1目標で何も軽くしない
  • ⚠️ C付近を無視してB付近だけを見る
  • ⚠️ 61.8%戻しや78.6%戻しを固定目標にする
  • ⚠️ 残り玉なのに大きく期待しすぎる
  • ⚠️ 建値移動のルールがない
  • ⚠️ 上位足の逆方向節目を見ていない
  • ⚠️ 途中で高値安値が崩れても持ち続ける

第2目標は、欲を広げるためのものではありません。

第1目標のあと、残りをどう守りながら見るかを決めるためのものです。

VISUAL GUIDE / 概念図 見送るべき残り玉管理 を図で整理
1 2 3 近い節目 値幅を比較 段階的に管理

この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。

📋 第2目標チェックリスト

バタフライで第2目標を考える時は、次の順番で確認します。

  1. 第1目標で一部を軽くしたか
  2. 残り玉の数量を最初から決めているか
  3. C付近が近いか遠いか
  4. CDの61.8%戻しがどこにあるか
  5. CDの78.6%戻しが現実的な距離か
  6. B付近まで見る根拠があるか
  7. 途中の高値安値が崩れていないか
  8. 建値移動の位置を決めているか
  9. 上位足の節目と矛盾していないか
  10. 残り玉を放置していないか

このチェックをしておくと、含み益が出たあとに判断が荒れにくくなります。

残り玉は、伸ばすためだけのものではありません。
管理を崩さずに、続いた分だけ見るためのものです。

VISUAL GUIDE / 概念図 第2目標チェックリスト を図で整理
近い節目 値幅を比較 段階的に管理 第2目標チェックリスト

この節で確認する論点を、本文の流れに沿って3つに分けて整理します。

✅ まとめ

今回は、バタフライの第2目標と残り玉をどう考えるかを整理しました。

ポイントは次の通りです。

  • 🧩 第2目標は、残り玉の管理場所として見る
  • 🎯 C付近は第2目標の中心候補になりやすい
  • 📐 CDの61.8%戻しは、反応が続いた時の候補
  • ⚖️ CDの78.6%戻しは、最後の残りで見る候補
  • 🧱 B付近は遠いので、全部の目標にしない
  • 👀 残り玉は気楽に、でも放置しない
  • 🧯 建値移動は第2目標とセットで考える

バタフライは、D候補で反応した瞬間よりも、その後の管理で差が出やすいパターンです。

第1目標で軽くする。
第2目標で残りを段階的に見る。
途中で崩れたら無理に伸ばさない。

このくらいに分けておくと、かなり扱いやすくなります。

🔜 次回予告

次回は、バタフライで建値移動をどう考えるかをテーマにします。

👉 次回の記事はこちら:第28回:バタフライで建値移動をどう考えるか

第1目標に届いたあと、損切りを建値へ動かすのか。
少し利益側に置くのか。
それとも値動きの節目を待つのかを整理していきます。

MT5での実行手順

第2目標に届く前に一部を確定させる操作は、次の記事で手順化しています。

▶ MT5で分割決済(一部決済)する方法

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