海外FX業者が金融庁に登録されているか調べる方法|登録一覧と無登録業者リストの2つを見る
海外FX業者が日本の金融庁に登録されているかは、金融庁の「登録業者の一覧」と「無登録業者として警告された業者のリスト」の2つを、業者名で検索して確かめます。どちらも金融庁の公式ページにあり、PDF・Excel・HTMLのどれでも探せます。登録一覧に名前がなくても、警告リストに名前がなくても、それだけで安全と言えるわけではない点が、この確認の注意点です。
この記事では、探す場所と手順、公的機関が無登録業者について述べていること、実際にTitan FXの名前で探した結果をまとめます。
(確認:金融庁・消費者庁の各ページとExcel。確認日:2026年10月7日。登録一覧は令和8年8月31日現在、警告リストは令和8年9月25日更新の版)
見る場所は3つ
| 順番 | 見る場所 | 分かること |
|---|---|---|
| 1 | 免許・許可・登録等を受けている事業者一覧(金融庁) | 金融商品取引業の登録を受けている業者に載っているか |
| 2 | 金融事業者検索(金融事業者一括検索機能)(金融庁) | 名称や電話番号を入れて、免許・許可・登録を受けた業者を簡単に探せる |
| 3 | 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(金融庁) | 無登録のまま営業しているとして、警告書が出された業者に載っているか |
手順1:登録業者の一覧で探す
- 「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」を開き、「金融商品取引業者等」の中の「金融商品取引業者」のPDFかExcelを開く
- パソコンなら、Ctrl+Fで検索窓を開き、業者名を入れる
- アルファベットの業者名は、全角と半角の両方で検索する(金融庁のページに書かれている注意です)
私が見た版は「令和8年8月31日現在」で、Excelは1シートに1,965行(見出しや注意書きの行を含む)が入っていました。ファイルの冒頭には「一覧に掲載されていない金融商品取引業者との取引は行わないようにしてください」という注意書きがあります。
手順2:金融事業者検索で名前や電話番号を入れる
金融庁は、一覧を開かなくても、「金融庁から免許・許可・登録等を受けている金融事業者検索(金融事業者一括検索機能)」で、名称や電話番号などを入力して探せると案内しています。業者のサイトに書かれた会社名・電話番号が、そのまま登録業者のものか照らし合わせる使い方ができます。
なお金融庁は、登録業者の名前を使って近づく業者もいると注意しています。会社名だけで安心せず、電話番号など他の情報も照らし合わせてください。
手順3:無登録業者として警告されていないかを探す
「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」では、無登録で営業しているとして、金融庁(財務局)が警告書を出した業者を公表しています。
- パソコンでは、PDF・Excel・HTML版のどれかを開き、Ctrl+Fで検索する
- スマートフォンでは、HTML版を開き、ブラウザのページ内検索を使う
- HTML版は、国内業者と海外所在業者の2つのリストをまとめたもので、所在地は省略されている。所在地まで見るなら、海外所在業者のPDFかExcelを開く
このリストには、金融庁が次のように注意を書いています。
- 掲載されているのは、警告書を出した時点で無登録営業が確認できた業者だけ。載っていなくても、無登録営業に当たる行為をしている場合がある
- 掲載されていても、現在の営業の状況を示すとは限らない。名称や所在地も、現時点のものとは限らない
公的機関が、無登録業者について述べていること
- 消費者庁:日本に居住する人に対して、FX取引を業として行うには金融商品取引業の登録が必要。たとえ海外で金融商品取引のライセンスを持つ業者でも、日本で登録を受けずに、日本に居住する人へ業として行うことは禁止されている。海外所在の無登録業者は、トラブルが起きても追及が極めて困難
- 金融庁:登録を受けていない業者は、投資者を守る体制が確保されているか当局で確認できず、登録業者と同等の体制が整っていない可能性が高い。出金を拒まれる、急に連絡が取れなくなるといった声が多く寄せられている
- 消費者庁が挙げているトラブルの例:利益が出たが出金できない、出金を申請したが返金がない、連絡がとれない
出典:消費者庁「無登録業者との外国為替証拠金取引(FX)にご注意ください!」、金融庁「無登録業者との取引は要注意!!」
例:「Titan FX」の名前で探した結果
当サイトのTitan FXでMT5を使う前に確認する6項目で扱っている業者について、上の手順で探しました(2026年10月7日)。
- 登録一覧(Excel・令和8年8月31日現在):「Titan」「タイタン」を含む名称は、見つかりませんでした
- 警告リスト(HTML版・令和8年9月25日更新):次の2件がありました
- 海外/Titan FX Limited/平成27年8月/インターネットを通じて店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの/サービスの名称は「TITAN FX」
- 海外/TI Securities Limited/令和元年8月/同様に店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの/サービスの名称は「TITAN FX、Titan FX、タイタンFX」で、平成27年8月7日付で警告した「Titan FX Limited」が提供していたサービスの名称と同一、と記載
これは掲載の事実を書き写したもので、現在の営業状況や法的な評価を示すものではありません。Titan FXの公式サイトには、バヌアツ・セーシェル・モーリシャス・英領ヴァージン諸島の法人とライセンスが記載されている一方で、日本の金融庁への登録の記載は確認できませんでした(会社概要ページ・規制ページ。確認日:2026年10月7日)。取引するかどうかは、読者自身が上の手順で確認したうえで判断してください。
不安な時・トラブルの時の相談先
- 消費生活センター等:局番なしの188
- 金融庁 金融サービス利用者相談室「詐欺的な投資に関する相談ダイヤル」:0570-050588(平日10時〜17時。ウェブサイトは24時間受付)
電話番号は金融庁・消費者庁のページに書かれている番号です。かける前に、ページで最新の番号と受付時間を確かめてください。
まとめ
- 登録一覧(金融商品取引業者)と、無登録業者の警告リストを、業者名で両方検索する。アルファベット名は全角・半角の両方で
- 名前や電話番号は、金融事業者検索でも照らし合わせられる
- 警告リストに載っていないことは、登録業者であることを意味しない。登録一覧に載っていなければ、登録は確認できない
- Titan FXは、2026年10月7日の確認で、登録一覧に名称が見つからず、警告リストに2件の掲載があった
Titan FXでMT5を使う場合の確認項目はTitan FXでMT5を使う前に確認する6項目、レバレッジの数字が公式ページで食い違う点はTitan FXのレバレッジは公式ページで数字が違うにまとめています。
免責事項
この記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。特定の業者・口座・取引を勧めるものではなく、売買のタイミングや金額を示すものでもありません。
外国為替証拠金取引は、為替変動により元本を割り込む可能性があります。レバレッジをかけた取引では、証拠金を上回る速度で損失が拡大する場合があります。過去の実績や記載された条件は、将来の結果を保証しません。
記載した取引条件は確認日時点の公式ページ・ヘルプの内容であり、その後変更される場合があります。取引に関する判断は、読者自身の責任で行ってください。


