RDS SALは誰に何人分いるか|Windows VPSでMT5を使う時のライセンス
Windows VPSの料金を比べると、「RDS SAL」というライセンスの料金が、月額とは別に書かれていることがあります。MT5を動かすために毎日リモートデスクトップで入るなら、多くの場合、このライセンスが必要になります。さらに、SALは使う人の人数分です。この記事では、Microsoftの説明と、VPSの料金ページの記載をもとに、RDS SALが要る場合と、人数ごとの費用を整理します。
(確認:Microsoft Learn「クライアント アクセス ライセンス (CAL) を使用してリモート デスクトップ サービスをライセンスする」「リモート デスクトップの切断エラーのトラブルシューティング」、ConoHa for Windows Server「料金」のページ。XServer VPS for Windows ServerのSALの料金はMT5用Windows VPSの選び方で確認した値(確認した日以降、XServerの公式サイトは一時停止中で、取得し直せていません)。確認日:2026年10月21日。ライセンスの細かい解釈は、各社とMicrosoftに確認してください)
Microsoftの説明:管理のための2つの接続はライセンス不要
- リモートデスクトップは、コンピューターへの2つの同時リモート接続をサポートし、これらの接続にはRDS CAL(リモート デスクトップ サービス クライアント アクセス ライセンス)は必要ない
- 2つを超える管理接続、または複数のユーザーの接続を許可するには、RD セッション ホストの役割を入れ、適切なRDS CALを用意する必要がある
- RDS CALには、「デバイスごと」と「ユーザーごと」の2種類がある
VPSの会社が月額で提供する「RDS SAL」は、こうしたリモートデスクトップのライセンスを、サービスとして月ごとに借りる形のもの、と考えると分かりやすいです(筆者の理解)。
VPS会社の記載
| VPS | 記載 |
|---|---|
| ConoHa for Windows Server | 「サーバー管理」目的以外のリモートデスクトップ接続をするユーザーは、その人数分のRDS SALの契約が必要。月1,386円(税込) |
| XServer VPS for Windows Server | FXの自動売買向けのイメージで、RDS SALが必須のライセンス。月1,210円(親記事で確認した値) |
どちらも、MT5を動かすための使い方を「サーバー管理」とは分けて、SALを必要とする扱いです。自分の使い方が「管理」に当たるかを自分で判断するより、VPS会社がSALを必須としているかに従うのが確かな方法です(筆者の考え)。
コード:人数ごとの費用
# RDS SAL(リモートデスクトップのライセンス)の年間の費用:人数分が必要(各VPSの料金ページの記載にもとづく筆者の計算)
SAL_MONTHLY = {"ConoHa for Windows Server": 1_386, "XServer VPS for Windows Server": 1_210} # 税込・月額(1人分)
for service, fee in SAL_MONTHLY.items():
for users in (1, 2):
print(f"{service}: {users}人 → 月 {fee * users:,}円 / 1年 {fee * users * 12:,}円")
ConoHa for Windows Server: 1人 → 月 1,386円 / 1年 16,632円
ConoHa for Windows Server: 2人 → 月 2,772円 / 1年 33,264円
XServer VPS for Windows Server: 1人 → 月 1,210円 / 1年 14,520円
XServer VPS for Windows Server: 2人 → 月 2,420円 / 1年 29,040円
1人で使うなら、ConoHaで年16,632円、XServerで年14,520円がSALの分です。家族や仕事の相手など、別の人もリモートデスクトップで入るなら、ConoHaの記載どおり人数分が必要で、2人なら年3万円前後になります。
費用を抑える考え方
- リモートデスクトップで入る人を決める:見るだけなら、MT5の投資家パスワードでスマホから見る方法もある(MT5の投資家パスワード)
- SALが料金に含まれるサービスと比べる:親記事の比較では、RDSライセンスが0円、SALの費用はかからないと書かれているサービスもある(受付の状況は、申し込む前に公式で確かめる)
- 月額+SALの合計で比べる:Windowsのサーバーの月額とLinuxとの差はWindows VPSとLinuxの差にまとめています
この記事で確かめていないこと
- MT5の操作が、ライセンス上の「管理」に当たるかの公式の判断
- XServer VPSのSALの最新の料金(公式サイトが一時停止中で取得できなかった)
- デバイスごと・ユーザーごとのどちらのSALかの、VPS会社ごとの扱い
まとめ
- Microsoftの説明では、管理のための2つの同時接続はRDS CALが不要。それを超える管理接続や、複数のユーザーの接続にはRDS CALが要る
- ConoHaは「サーバー管理」以外の接続をするユーザーの人数分のSAL(月1,386円)を必要とし、FX自動売買向けのイメージでもSALを必須にしている
- 1人なら年1.5〜1.7万円、2人なら年3万円前後。入る人を決め、月額+SALの合計で比べる
本記事は、Microsoftの資料とVPS会社の料金ページの記載にもとづく整理です。ライセンスの扱いは、契約の前に各社に確認してください。


