Amazonアソシエイトの紹介料率|カテゴリーごとに1件いくらになるか計算する

Amazonアソシエイトの紹介料は、商品のカテゴリーごとに料率が違います。食品は8%、家電やPCは2%、フィギュアは0.5%というように、同じ1件の購入でも、何を紹介したかで紹介料が変わります。さらに、料率をかける元は、税込の価格ではなく、税金や送料などを差し引いた「適格収入」です。この記事では、公式の紹介料率表をもとに、カテゴリーごとに1件の紹介料を計算し、ある費用をまかなうのに何件の購入が要るかを出します。

(確認:Amazonアソシエイト「アソシエイト・プログラム紹介料率表」「アソシエイト・プログラム紹介料率表 別紙」。確認日:2026年10月22日。料率は変わることがあり、特別プログラムやプロモーションで変わる場合もあります)

紹介料率表(標準プログラム紹介料率・抜粋)

料率 主なカテゴリー
10.00% Amazonビデオ(レンタル・購入)、Amazonコイン
8.00% Kindle本、食品&飲料、お酒、服&ファッション小物、ジュエリー、シューズ&バッグ など
5.00% ドラッグストア、ビューティー・コスメ、ペット用品 など
4.50% Kindleデバイス、Fire TV、Echoデバイス など
4.00% 工具・機械、ベビー&マタニティ、スポーツ用品 など
3.00% 本、文房具/オフィス用品、おもちゃ、キッチン用品/食器、インテリア/家具/寝具、生活雑貨 など
2.00% CD、DVD&ブルーレイ、ゲーム/PCソフト、カメラ、PC、家電、カー用品・バイク用品、腕時計、楽器 など。上のどれにも含まれない商品も2%
0.50% フィギュア
0.00% ビデオ、Amazonギフトカード など

紹介料率表では、「適格収入」を、アマゾンが受け取る金額から、出荷手数料、ギフト包装料、取扱手数料、税金、サービス料、クレジット(Amazonポイントを含む)などを差し引いた金額としています。そのため、この記事では税抜の価格に料率をかけて計算します。

コード:1件の紹介料と、要る件数

# Amazonアソシエイトの紹介料を、カテゴリーごとの料率で計算する
# 料率は「アソシエイト・プログラム紹介料率表 別紙」(2026年10月22日に確認)
# 紹介料は「適格収入」に料率をかける。適格収入は税金・送料・ポイントなどを差し引いた額のため、ここでは税抜の価格で計算する
from decimal import Decimal, ROUND_DOWN

TAX = {'標準': Decimal('1.10'), '軽減': Decimal('1.08')}   # 消費税(食品は軽減税率)

# (カテゴリー, 料率%, 税込価格の例, 税率)
ITEMS = [
    ('食品&飲料',        '8.00', 3240,  '軽減'),
    ('ペット用品',        '5.00', 2200,  '標準'),
    ('スポーツ用品',      '4.00', 8800,  '標準'),
    ('キッチン用品/食器',   '3.00', 4400,  '標準'),
    ('PC',              '2.00', 132000, '標準'),
    ('家電',             '2.00', 33000, '標準'),
    ('フィギュア',        '0.50', 11000, '標準'),
]


def fee(price_incl, rate, tax):
    base = (Decimal(price_incl) / TAX[tax]).quantize(Decimal('1'), ROUND_DOWN)   # 税抜(円未満切り捨て)
    return base, base * Decimal(rate) / 100


print(f'{"カテゴリー":<12}{"料率":>6}{"税込":>9}{"税抜":>9}{"紹介料":>9}')
for cat, rate, price, tax in ITEMS:
    base, f = fee(price, rate, tax)
    print(f'{cat:<12}{rate:>5}%{price:>9,}{base:>9,}{f:>9,.1f}')

# 例:ある費用を紹介料でまかなうには、何件の購入が要るか
COST = 9000   # 例として、9,000円の費用
print()
print(f'{COST:,}円をまかなうのに要る購入の件数(1件の紹介料で割り、切り上げ)')
for cat, rate, price, tax in ITEMS:
    _, f = fee(price, rate, tax)
    n = -(-Decimal(COST) // f)
    print(f'  {cat:<12}{int(n):>5}件')

計算の結果(Python 3)

カテゴリー           料率       税込       税抜      紹介料
食品&飲料        8.00%    3,240    3,000    240.0
ペット用品        5.00%    2,200    2,000    100.0
スポーツ用品       4.00%    8,800    8,000    320.0
キッチン用品/食器    3.00%    4,400    4,000    120.0
PC           2.00%  132,000  120,000  2,400.0
家電           2.00%   33,000   30,000    600.0
フィギュア        0.50%   11,000   10,000     50.0

9,000円をまかなうのに要る購入の件数(1件の紹介料で割り、切り上げ)
  食品&飲料          37件
  ペット用品          90件
  スポーツ用品         28件
  キッチン用品/食器      75件
  PC              3件
  家電             15件
  フィギュア         180件
  • 税込3,240円の食品(8%)と、税込4,400円のキッチン用品(3%)では、価格の安い食品の方が紹介料が多い
  • PCは料率が2%でも、価格が高いので1件2,400円。9,000円をまかなうのは3件
  • フィギュアは0.5%のため、1万円の商品でも1件50円。9,000円には180件が要る

記事を作る前に考えること(筆者の考え)

コードの「9,000円」は、当サイトのAmazon Auto Postsの価格を例に置いたものです。紹介料の対象になる購入の時間の条件(24時間・89日)は、別の記事「アソシエイトの24時間と89日」にまとめています。

この記事で確かめていないこと

  • Amazonポイントや送料が付いた注文で、実際に適格収入から差し引かれる額(レポートの数字と照らしていない)
  • カテゴリーの判定が、商品ページの表示と紹介料率表の区分でずれる場合の扱い
  • 特別プログラムやプロモーションで料率が上がっている期間の値

まとめ

  • Amazonアソシエイトの紹介料率は、カテゴリーで0〜10%と違う。食品8%、ペット用品5%、スポーツ用品4%、キッチン用品3%、PC・家電2%、フィギュア0.5%など
  • 料率をかける元は、税金や送料などを差し引いた適格収入。税抜の価格で見積もる
  • 料率×価格で1件いくらかを出し、記事を作る費用を何件でまかなえるかを先に計算しておく

本記事はAmazonアソシエイトの公開資料にもとづく計算の例です。料率は変わるため、紹介する前に公式の紹介料率表で確認してください。Amazonの商品記事を自動で作るツールの条件はAmazon Auto Posts 導入前に確認することにまとめています。