AI記事の生成コストは何で決まるか|実測トークン数

AIで記事を作るときの費用は、「1記事いくら」ではなく「何回呼び出して、何トークン使ったか」で決まります。そのため、同じツールでも使い方しだいで何倍も変わります。

この記事では、当サイトの運営者が実際に記事を自動生成している環境の30日分の実測値をもとに、費用が何で決まるかを整理します。

(集計期間:2026年8月下旬〜9月下旬の30日間)

費用の計算式

OpenAIなどのAPIは、送った文字(入力)と返ってきた文字(出力)の量で課金されます。量の単位がトークンです。

費用 = 呼び出し回数 ×(入力トークン × 入力の単価 + 出力トークン × 出力の単価)

単価はモデルごとに決まっていて、出力の単価の方が高く設定されているのが一般的です。単価は変わることがあるので、計算するときは必ず提供元の最新の料金表を確認してください。

実測:30日間の使用量

項目 実測値
APIの呼び出し回数 4,634回
総トークン数 約1,451万
1回あたりの入力トークン(平均) 1,937
1回あたりの出力トークン(平均) 1,195

使ったモデルは2種類で、呼び出し回数は一方が2,672回、もう一方が1,960回でした。1回あたりの量は、記事の長さや生成の設定で大きく変わります。この数字は1つの環境での実測値です。

🔴 1記事あたりの金額を断定しない理由

「1記事あたり何回呼び出したか」は、この記録からは確定できませんでした。

  • 記事を新しく作る処理と、公開済みの記事を見直す処理の両方が同じ記録に入る
  • 生成の記録とトークンの記録で、日付の区切りがずれる

数字を割って「1記事○円」と書くことはできますが、根拠の弱い数字を出すより、自分の環境で測る方法を示す方が役に立つと判断しました。

費用を決める5つの要素

1. 1記事を何回に分けて作るか

見出し → 本文 → まとめ → 説明文……と段階に分けるほど呼び出し回数が増えます。回数が増えるたびに、共通の指示文(入力)も毎回送ることになります。

2. 出力の長さ

出力は単価が高いので、記事の文字数設定がそのまま費用に効きます。指定した文字数を大きく超えて生成されるケースもあり、当サイトでは指定の4倍になった事例がありました(AI記事が指定文字数の4倍になった原因)。

3. モデル

高性能なモデルほど単価が高いのが一般的です。すべての工程に同じモデルを使う必要はありません。短い処理には軽いモデルを使うと費用を抑えられます。

4. 同じ指示の再利用

毎回同じ指示文を送る場合、キャッシュの仕組みで費用を抑えられることがあります。使えるかどうかは提供元とツールしだいです。

5. やり直し

エラーや品質チェックで作り直すと、やり直した分だけ呼び出し回数が増えます。失敗が多い設定は、成功するまでの回数を増やし、そのまま費用の無駄になります。

自分の環境で測る方法

  1. 件数を絞って(例えば5記事)生成する
  2. その間の呼び出し回数と入力・出力トークンを記録する
  3. 最新の料金表の単価を掛けて、1記事あたりの金額を出す
  4. 文字数やモデルを変えて、もう一度測る

トークン数は、APIの提供元の管理画面でも確認できます。

当サイトの製品の場合

当サイトが開発・販売している Amazon Auto Posts(¥9,000・買い切り)では、管理画面の「トークン使用量」で、呼び出し回数・入力と出力のトークン数・モデル別・日別の使用量を確認できます。この記事の数字も、その画面から集計しました。

🔴 OpenAIの利用料は購入代金に含まれません。記事を作るたびに、ご自身のOpenAIアカウントに課金されます。購入前の確認事項はAmazon Auto Posts 導入前に確認することにまとめています。

ツールを比べる時の考え方はAmazon自動投稿プラグインの選び方を参照してください。

まとめ

  1. 費用は呼び出し回数 ×(入力・出力トークン × 単価)で決まる
  2. 実測(30日):4,634回・約1,451万トークン、1回あたり入力1,937・出力1,195
  3. 🔴 1記事あたりの回数は記録から確定できなかった。自分の環境で測る
  4. 効くのは工程の数・出力の長さ・モデル・キャッシュ・やり直し
  5. 最初は件数を絞って測ってから本格的に使う

本記事の数値は当サイト運営者の環境での実測値であり、他の環境で同じ費用になることを示すものではありません。料金は提供元の最新の料金表をご確認ください。