エックスサーバーでREST APIが403になる時の確認

自分のPCやツールからWordPressに投稿しようとして、403で弾かれる。エックスサーバーを使っている場合、まず確認すべきはサーバー側のセキュリティ設定です。

エックスサーバーには、国外からの REST API の接続を制限する設定があり、初期状態で有効になっています。

(確認日:2026年9月25日・エックスサーバー公式マニュアルに基づく)

401と403は原因が違う

コード 意味 主な原因
401 認証できない ユーザー名・アプリケーションパスワードの誤り
403 アクセスが拒否された サーバーやプラグインのセキュリティ設定・権限不足

401なら認証情報を見直します(WordPressに外部から投稿する方法)。403は、認証情報が正しくても起きます。パスワードを作り直しても直りません。

エックスサーバーで確認する設定

サーバーパネルにログインし、対象ドメインの「WordPressセキュリティ設定」を開きます。

国外アクセス制限設定

項目 初期状態
ダッシュボード アクセス制限 ON
REST API アクセス制限 ON
XML-RPC API アクセス制限 (公式で確認できず)
wlwmanifest.xml アクセス制限 ON

「REST API アクセス制限」がONだと、国外のIPアドレスからの REST API への接続が制限されます。WordPressの記事投稿は REST API を使うため、ここに該当すると投稿できません。

どんな時に「国外」扱いになるか

  • VPNを使っている — 接続先が国外のサーバーだと、国外からのアクセスになる
  • 海外のクラウドやサーバーで処理を動かしている
  • 海外から作業している

日本の自宅のPCから普通に接続している場合は、通常この制限にはかかりません。VPNを入れていないかを最初に確認してください。気づきにくい原因です。

WAF(Webアプリケーションファイアウォール)

サーバーパネルにはWAF設定もあります。送る本文の中身が攻撃に似た形だと判断されると、拒否されることがあります。

記事の本文には、HTMLやコードの例、SQLのような文字列が含まれることがあります。特定の記事だけ403になる場合は、本文の内容がWAFに引っかかっている可能性があります。

🔴 設定を切るときの注意

原因を切り分けるために一時的に設定をOFFにするのは有効ですが、OFFのまま放置しないでください。これらはサイトを守るための設定です。

  • 原因が「VPN」なら、VPNを切って投稿する方が安全です
  • WAFは該当する項目だけを調整し、作業後は元に戻します
  • 国外から常に投稿する必要がある場合に限り、REST API アクセス制限の見直しを検討します

サーバー以外の原因

サーバー設定を確認しても直らない場合は、次を疑います。

  1. セキュリティ系のプラグインが REST API を止めていないか
  2. 投稿するユーザーの権限が足りているか(購読者では投稿できない)
  3. Authorization ヘッダーがサーバーで削られていないか

切り分けの全体像はWordPress自動投稿でよくあるエラーと切り分け方にまとめています。

WordPressの管理画面の「サイトヘルス」にREST APIの警告が出ている場合の見分け方は、サイトヘルスのREST APIエラー|3種類の表示の違いにまとめています。

自動投稿ツールを使っている場合

当サイトが開発・販売している Amazon Auto Posts も、自分のPCから WordPress の REST API を通して投稿する仕組みです。REST API の制限や WAF が有効な場合、通信できないことがあります。導入前の確認項目はAmazon Auto Posts 導入前に確認することにまとめました。

まとめ

  1. 403は認証情報が正しくても起きる。パスワードを作り直しても直らない
  2. エックスサーバーは「WordPressセキュリティ設定」→「REST API アクセス制限」が初期状態でON
  3. VPNや海外のサーバーからの接続は「国外」扱いになる
  4. 特定の記事だけ403ならWAFを疑う
  5. 🔴 設定をOFFのまま放置しない

本記事は2026年9月25日時点のエックスサーバー公式マニュアルに基づきます。画面や設定名は変更される可能性があるため、作業時は公式マニュアル(WordPressセキュリティ設定)をご確認ください。