Titan FXの出金の順番|カードが先、入金額は同じ方法へ、利益は銀行送金
Titan FXの出金は、好きな方法を自由に選べるわけではありません。アンチマネーロンダリング(AML)の規約にもとづき、入金した額までは、入金に使った方法へ返すのが決まりで、クレジットカードはほかの方法より先に返されます。複数の方法で入金していると、どこへいくら返るのかが分かりにくくなります。この記事では、公式サイト(titanfx.com)の「出金方法」のページの記載を整理し、出金額の割り振りを計算します。
(確認:Titan FX公式サイト titanfx.com「出金方法」「入金方法」のページ。確認日:2026年10月22日。筆者は、ここに挙げた組み合わせで出金して確かめてはいません。Titan FXの公式サイトには、日本国内で金融商品取引業を営んでおらず、金融庁の登録・監督下にない旨が書かれています(登録の確かめ方))
出金のページの記載
| 項目 | 公式の記載(要約) |
|---|---|
| 全体の決まり | 入金額までは、入金に利用した方法または口座への出金になる。ただし、Titan FXの判断で別の方法になる場合がある |
| クレジットカード | 入金に使ったカードへの出金のみ。入金額を上限として、ほかの出金手段より優先される |
| bitwallet・Sticpay・Skrill・Netellerなど | 入金に使った口座への返金 |
| 国内銀行送金 | 国内銀行送金での入金額と、利益分の出金に使える。ほかの方法で入金した履歴があれば、その入金額を先に同じ方法へ返す必要がある |
| 処理の時間 | 通常1営業日以内に自動で処理。着金は方法による(国内銀行送金は2〜3営業日以内、カードは1営業日以上かかる場合あり) |
| 手数料 | 無料。ただし、取引せずに出金した場合は4%の出金手数料がかかる場合がある |
コード:出金額の割り振り
bitwalletで10万円、カードで5万円を入金した後に、3通りの額を出金する例です。カード以外の方法どうしの順番は記載が無いため、入金した順に置いています。
# Titan FXの出金の決まり(titanfx.com「出金方法」)に沿って、出金額をどの方法へ返すかを割り振る
# 1. クレジットカードは、入金に使ったカードへ、入金額を上限に、ほかの方法より先に返す
# 2. ほかの方法も、入金額までは入金に使った方法へ返す(方法どうしの順番は記載がないため、入金した順に置く)
# 3. 利益分は国内銀行送金で出金できる(国内銀行送金の説明の記載)
# 取引をせずに出金した場合は、4%の出金手数料がかかる場合がある
NO_TRADE_FEE = 0.04
def route(deposits, amount):
# deposits: [(方法, 入金額), ...] 入金した順
plan, left = [], amount
order = [d for d in deposits if d[0] == 'クレジットカード'] + [d for d in deposits if d[0] != 'クレジットカード']
for method, dep in order:
x = min(dep, left)
if x > 0:
plan.append((method + '(入金額の返金)', x))
left -= x
if left > 0:
plan.append(('国内銀行送金(利益分)', left))
return plan
deposits = [('bitwallet', 100_000), ('クレジットカード', 50_000)]
print('入金の履歴: ' + '、'.join(f'{m} {v:,}円' for m, v in deposits))
for amount in (30_000, 120_000, 200_000):
print(f'\n出金 {amount:,}円 の割り振り')
for method, x in route(deposits, amount):
print(f' {method:<22}{x:>10,}円')
print(f'\n取引せずに10万円を出金した場合の手数料({NO_TRADE_FEE:.0%}がかかった時): {100_000 * NO_TRADE_FEE:,.0f}円')
計算の結果(Python 3)
入金の履歴: bitwallet 100,000円、クレジットカード 50,000円
出金 30,000円 の割り振り
クレジットカード(入金額の返金) 30,000円
出金 120,000円 の割り振り
クレジットカード(入金額の返金) 50,000円
bitwallet(入金額の返金) 70,000円
出金 200,000円 の割り振り
クレジットカード(入金額の返金) 50,000円
bitwallet(入金額の返金) 100,000円
国内銀行送金(利益分) 50,000円
取引せずに10万円を出金した場合の手数料(4%がかかった時): 4,000円
- 3万円だけ出しても、先にカードへ返される。銀行口座に受け取りたくても、カードの入金額を返し終えるまでは、カードへ戻る
- 12万円なら、カードへ5万円、bitwalletへ7万円
- 20万円なら、入金額の15万円を返した後の5万円が利益分で、国内銀行送金で受け取れる
カードへの返金で気をつけること(筆者の考え)
- カードへの「出金」が、カードの明細でどう見えるか、いつ反映されるかは、カード会社によって違うと考えられる(筆者は確かめていない。公式ページでも、着金まで1営業日以上かかる場合があるとしている)
- 入金の方法を増やすほど、返し先が増える。利益を銀行で受け取りたいなら、入金の方法を少なくしておく方が分かりやすい
- 入金と出金の記録は、税金の計算に使う。1年の確定した損益は、残高と入出金から出せる(別の記事「海外FXの利益の税金」で計算しています)
この記事で確かめていないこと
- カード以外の方法どうしで、どの順番に返されるか(公式ページに記載が見当たらなかった)
- bitwalletなどの電子ウォレットへ、利益分を出金できるか
- 「取引せずに出金」に当たる取引の量の基準
まとめ
- Titan FXの出金は、入金額までは入金に使った方法へ返す。カードは入金額を上限に、ほかより先に返される
- 利益分は国内銀行送金で出金できる。その前に、ほかの方法の入金額を返し終える必要がある
- 取引せずに出金すると4%の手数料がかかる場合がある。入金の方法は出金の流れまで考えて選ぶ
本記事はTitan FXの公式サイトの記載にもとづく整理で、取引を勧めるものではありません。実際の出金の手続きは、クライアントキャビネットの表示とサポートの案内で確認してください。入金の方法ごとの最低額はTitan FXの入金方法と最低額に、MT5を使う前の確認はTitan FXでMT5を使う前に確認する6項目にまとめています。


