OneDriveで消したファイルを戻す|ごみ箱とバージョン履歴の期限、EAのソースの置き方
EAやインジケーターのソースをOneDriveのフォルダーに置いておくと、PCが壊れてもクラウドに残ります。さらに、OneDriveには、消したファイルを戻せる「ごみ箱」と、上書きした前の版に戻せる「バージョン履歴」があります。ただし、どちらにも期限があり、過ぎると戻せません。この記事では、Microsoftのサポートページをもとに、期限と戻し方、EAのソースを置く時の注意を整理します。
(確認:Microsoft サポート「OneDrive から削除されたファイルを復元する」「OneDrive に保存されているファイルの以前のバージョンを復元する」。確認日:2026年10月21日。筆者のOneDriveで復元の操作はしていません)
戻せる期限(Microsoftのサポートページ)
| 機能 | 期限 | 補足 |
|---|---|---|
| ごみ箱(個人用アカウント) | 削除から30日以内 | OneDriveのごみ箱からも削除したものは戻せない |
| ごみ箱(職場・学校アカウント) | 削除から93日以内 | 管理者が保持の設定を変えていなければ |
| バージョン履歴 | 30日間保持 | Microsoft 365のファイル、PDF、写真などすべての種類で使える、と書かれている |
| OneDrive全体の復元 | 過去30日間の任意の時点 | Microsoft 365のサブスクライバー向け |
EAのソースを消した日・上書きした日から数えると、次のようになります(例の日付)。
# OneDriveで戻せる期限の目安(Microsoftサポートの記載:個人用のごみ箱は削除から30日、職場・学校は既定93日、バージョン履歴は30日間保持)
from datetime import date, timedelta
events = [
("EAのソースを消した(個人用アカウント)", date(2026, 10, 21), 30),
("EAのソースを消した(職場・学校アカウント、既定の設定)", date(2026, 10, 21), 93),
("EAのソースを上書きした(バージョン履歴で前の版に戻す)", date(2026, 10, 21), 30),
]
for what, d, days in events:
print(f"{what}: {d} → {d + timedelta(days=days)} ごろまで({days}日)")
EAのソースを消した(個人用アカウント): 2026-10-21 → 2026-11-20 ごろまで(30日)
EAのソースを消した(職場・学校アカウント、既定の設定): 2026-10-21 → 2027-01-22 ごろまで(93日)
EAのソースを上書きした(バージョン履歴で前の版に戻す): 2026-10-21 → 2026-11-20 ごろまで(30日)
1か月より前に消した・上書きしたものは、個人用アカウントでは戻せない可能性が高い、ということです。長く残したい版は、日付を付けた別のファイルやフォルダーとして保存しておきます。
戻し方
消したファイル
- まず、PCの「ごみ箱」を見る。OneDriveのフォルダーから消したファイルは、Windowsのごみ箱に入っている場合があり、右クリックの[復元]で元のフォルダーに戻る
- 見つからなければ、onedrive.com にサインインし、左のナビゲーションの[ごみ箱]から選んで戻す
Microsoftのページには、オンラインのみ(PCに実体が無い状態)のファイルなど、クラウドから消されたファイルは、PCのごみ箱には出ないことがあり、その場合はWebのごみ箱から戻せる場合がある、と書かれています。
上書きしたファイル(前の版に戻す)
- PCにOneDriveの同期アプリが入っていれば、エクスプローラーでファイルを右クリックして[バージョン履歴]を選ぶ(Webでも同じく[バージョン履歴])
- 戻したい版を選んで[復元]。選んだ版が今の版になり、それまでの今の版は、一覧の以前の版になる
一度に戻せるのは1つのファイルだけ、と書かれています。EAのソースを大きく書き換える前には、別名で保存しておくほうが、あとで比べやすくなります。
EAのソースをOneDriveに置く時の注意
- OneDriveは同期の仕組み:PCで消すとクラウドからも消える。消したものを戻せるのは、上の期限の間だけ
- MT5のデータフォルダそのものを同期させるのは避ける:MT5はデータフォルダにログや履歴データを書き続けるため、同期が頻繁に走る。ソース(.mq5・.mqh)など、残したいファイルだけをOneDriveのフォルダーへコピーする運用が扱いやすい(これは筆者の考えで、Microsoftの資料に書かれていることではありません)
- ソースのコピーは別の場所にも:クラウドと外付けドライブなど、2か所以上に置く。外付けドライブへのコピーと照合はrobocopyでMT5のフォルダをバックアップして照合する方法、Windowsのファイル履歴はファイル履歴で消したファイルを戻す方法にまとめています
PCのSSDで消したファイルは、TRIMで早く消える場合があり、復元ソフトに頼れないことがあります(SSDのTRIMと消したファイル)。故障の兆候がある時の対応はSSD・HDDが壊れる前後にやることにまとめています。
この記事で確かめていないこと
- 筆者のOneDriveでの実際の復元の操作(ページの手順の整理です)
- ごみ箱の容量が上限に近い時の扱い
- Microsoft 365のサブスクライバーかどうかで、バージョン履歴の保持期間が変わるか(ページには「30日間保持」とだけ書かれている)
まとめ
- OneDriveのごみ箱は、個人用アカウントで削除から30日、職場・学校アカウントで既定93日。ごみ箱からも削除したものは戻せない
- バージョン履歴は30日間保持。エクスプローラーやWebで、ファイルを右クリック→[バージョン履歴]から前の版に戻せる
- OneDriveは同期なので、長く残したい版は別名で保存し、外付けドライブなど別の場所にもコピーする
本記事はMicrosoftのサポートページにもとづく説明です。ファイルの復元を保証するものではありません。


