教育訓練給付の対象講座を探す|検索システムで調べたWinスクールの24講座
スクールの講座の費用の一部が戻る教育訓練給付金は、厚生労働大臣が指定した講座だけが対象です。スクールの広告に「給付金対象」とあっても、自分が受けたい講座そのものが指定されているかは、厚生労働省の「教育訓練給付金 検索システム」で確かめられます。この記事では、検索システムで実際に検索した結果(Winスクールの講座、PythonやMQLの講座の数)と、一般教育訓練の給付額の計算を紹介します。
(確認:厚生労働省「教育訓練給付金 検索システム」で2026年10月21日に検索、ハローワークインターネットサービス「教育訓練給付金」。検索の結果は確認した時点のもので、講座の指定は変わります)
検索システムの使い方
- 「教育訓練給付金 検索システム」を開き、「講座・スクールを探す」を選ぶ
- 「フリーワードで検索する」に、学校名・講座名・分野や資格の名前を入れる。全角で入力し、名称かふりがなで探す(スペース区切りで3語まで)
- 結果には学校が並び、学校ごとに「該当講座一覧へ」から講座の一覧(区分・講座名・実施方法・訓練期間・訓練経費)を見られる
- 実施方法(通学・通信)、地域、訓練期間、訓練経費、制度(専門実践・特定一般・一般)で絞り込める
検索した結果(2026年10月21日)
| フリーワード | 結果 |
|---|---|
| Winスクール(全角) | 学校が1件。該当講座は全24件 |
| ウィンスクール(カタカナ) | 0件(登録の名称が「Winスクール」のため、カタカナでは出なかった) |
| Python | 7件 |
| MQL | 0件(MQL5の講座は見つからなかった) |
Winスクールの24講座は、すべて一般教育訓練の区分でした(専門実践・特定一般の講座は一覧にありませんでした)。主なものは次のとおりです(講座名・期間・訓練経費は検索システムの表示)。
| 分野 | 講座名 | 期間 | 訓練経費 |
|---|---|---|---|
| Python | Python&AIデータサイエンティスト | 9か月 | 584,100円 |
| Python | Pythonデータアナリスト+ライセンス | 6か月 | 437,800円 |
| Java | Javaライセンス(Silver) | 6か月 | 349,800円 |
| Web | WEBプログラマ/WEBプログラミングプロ | 8か月/10か月 | 444,400円/539,000円 |
| Excel | Excel VBAマスター+ライセンス | 7か月 | 287,980円 |
| Excel | Excel MOSマスター | 5か月 | 207,240円 |
ほかに、CAD、DTP、Webデザイン、MOS(Word・Excel)などの講座がありました。実施方法は、24講座とも通学でした。検索で出た学校の住所は京都市の教室で、各講座の「受講できる教室」から、ほかの教室を確かめられる作りです(教室ごとの対象は、この記事では確かめていません)。
一般教育訓練の給付額(ハローワークの説明)
- 受講者が支払った教育訓練経費の20%。10万円を超える場合は10万円、4千円を超えない場合は支給されない
- 対象者:受講開始日に雇用保険に加入していた期間が3年以上(初めて給付を受ける人は1年以上)。離職した人は、離職の翌日から受講開始日まで1年以内
- 受講開始日の前日から3年以内に教育訓練給付金を受けたことがある場合は支給されない
- 訓練の修了日の翌日から1か月以内に、ハローワークへ申請する
# 一般教育訓練の給付金の目安:経費の20%、上限10万円(厚生労働省の説明。4,000円を超えない場合は支給されない)
courses = [ # 教育訓練給付金 検索システムに載っていた講座名と訓練経費(2026年10月21日に確認)
("Python&AIデータサイエンティスト", 584_100),
("Pythonデータアナリスト+ライセンス", 437_800),
("Excel VBAマスター+ライセンス", 287_980),
("Excel MOSマスター", 207_240),
]
for name, cost in courses:
benefit = min(int(cost * 0.20), 100_000)
if benefit <= 4_000:
benefit = 0
print(f"{name}: 経費 {cost:,}円 → 給付 {benefit:,}円 / 自己負担 {cost - benefit:,}円({(cost - benefit) / cost:.1%})")
Python&AIデータサイエンティスト: 経費 584,100円 → 給付 100,000円 / 自己負担 484,100円(82.9%)
Pythonデータアナリスト+ライセンス: 経費 437,800円 → 給付 87,560円 / 自己負担 350,240円(80.0%)
Excel VBAマスター+ライセンス: 経費 287,980円 → 給付 57,596円 / 自己負担 230,384円(80.0%)
Excel MOSマスター: 経費 207,240円 → 給付 41,448円 / 自己負担 165,792円(80.0%)
訓練経費が50万円を超える講座は、上限の10万円で頭打ちになるため、自己負担の割合が80%より高くなります(584,100円の講座で82.9%)。給付率の高い専門実践・特定一般との違いは教育訓練給付金の給付率と上限を計算するにまとめています。
なお、Winスクールの公式サイトには、「受講料最大70%が還元」とする経済産業省の認定のコースもある、と書かれています(MQL5を学ぶ順番(独学とスクールの分かれ目))。これは教育訓練給付金とは別の仕組みで、この記事の検索システムの結果には含まれません。
申し込む前に確かめること
- 受けたい講座の名前で検索し、指定講座の一覧に載っているかを見る(似た名前の別講座に注意)
- 自分が対象者に当たるかを、ハローワークの「支給要件照会」で確かめる(本人確認書類を添えて照会票を出す。電話での照会は受け付けていない、と書かれている)
- 修了の条件(出席・試験など)と、修了日の翌日から1か月以内の申請を、予定に入れる
MQL5の講座は検索で見つからなかったため、MQL5そのものは独学になり、スクールでは基礎のプログラミング(Pythonなど)を学ぶ形になります。学ぶ順番の考え方は親記事のMQL5を学ぶ順番にまとめています。
この記事で確かめていないこと
- Winスクールの教室ごとの指定講座(京都以外の教室の扱い)
- 「Python」の7件の内訳(学校の数か講座の数か、全件の中身)
- 2026年10月21日より後の指定の追加・取り消し
まとめ
- 教育訓練給付金は、指定講座だけが対象。厚生労働省の検索システムで、全角の講座名・学校名で探せる
- 2026年10月21日の検索では、Winスクールは24講座がすべて一般教育訓練(通学)。Pythonの講座は2つ(9か月584,100円・6か月437,800円)。MQLの講座は0件
- 一般教育訓練は経費の20%(上限10万円)。修了の翌日から1か月以内にハローワークへ申請する
本記事は、厚生労働省の検索システムとハローワークの公開情報にもとづく確認の結果です。受給できるかは、ハローワークで確かめてください。


