BIGLOBE光の10ギガの機器の条件|ルーター・ケーブル・PCのリンク速度を確かめる
BIGLOBE光の10ギガタイプは、最大10Gbpsの回線です。ただ、公式の「よくある質問」には、最大の速度で使うにはルーターだけでなく、LANケーブルや、使う端末(PCやスマートフォン)も10ギガに対応している必要があると書かれています。回線を10ギガにしても、PCの側が1Gbpsや100Mbpsでしかつながっていなければ、そのPCではそれ以上の速さは出ません。この記事では、公式の条件を整理し、手元のPCが何Gbpsでつながっているかを調べるPowerShellを、筆者のPCで実行した結果とともに載せます。
(確認:BIGLOBE光「よくある質問」の「10ギガの速度を最大限活かすには何が必要ですか?」「自分で用意したルーターを使うことはできますか?」「BIGLOBE光 10ギガと1ギガの違いは何ですか?」。確認日:2026年10月30日。実行:同日、筆者のWindows 11のデスクトップPCで)
公式の「よくある質問」に書かれている条件
| 項目 | 1ギガタイプ | 10ギガタイプ |
|---|---|---|
| 最大通信速度 | 1Gbps(マンションでは設備により100Mbpsまたは200Mbpsの場合がある) | 10Gbps(一部のエリアでの提供) |
| ルーター | 市販の無線LANルーターでも接続できる。IPv6対応がおすすめ | IPv6に対応した10ギガ対応ルーターが必要 |
| LANポート・ケーブル | ― | LANポートは10GBASE-T、LANケーブルはカテゴリ6a以上を推奨 |
| 端末 | ― | 最大の速度には、端末(PC・スマートフォン)も10ギガ対応が必要 |
| 月額(戸建て) | 5,478円(3年プラン) | 6,270円(2年プラン) |
どちらもベストエフォート型で、利用機器・宅内の配線・回線の混雑で速度は下がる、と書かれています。
コード:PCが何Gbpsでつながっているかを調べる
# このPCの有線LANと Wi-Fi が、何Gbpsでつながる部品かを確かめる(読み取りのみ)
# 10ギガの光回線の速さを1台のPCで使うには、PC側も10Gbps(10GBASE-T など)でつながる必要がある
Write-Output '--- 有線・無線のアダプター(物理) ---'
Get-NetAdapter -Physical | Sort-Object Name | ForEach-Object {
$kind = if ($_.PhysicalMediaType -match '802\.11|Wireless') { 'Wi-Fi' } else { '有線' }
Write-Output ("{0,-6} {1,-28} 状態:{2,-12} リンク速度:{3}" -f $kind, $_.InterfaceDescription.Substring(0, [Math]::Min(28, $_.InterfaceDescription.Length)), $_.Status, $_.LinkSpeed)
}
Write-Output '--- Wi-Fi の接続(つながっている場合) ---'
$w = netsh wlan show interfaces 2>$null
if ($LASTEXITCODE -eq 0 -and $w) {
# 無線の規格(802.11ax なら Wi-Fi 6、802.11be なら Wi-Fi 7)と、受信・送信の速度の行だけを出す
$w | Select-String -Pattern '無線の種類|Radio type|受信速度|Receive rate|送信速度|Transmit rate' | ForEach-Object { $_.Line.Trim() }
} else {
Write-Output 'Wi-Fi の情報を取得できませんでした'
}
実行の結果(筆者のPC)
--- 有線・無線のアダプター(物理) ---
有線 Realtek Gaming 2.5GbE Family 状態:Up リンク速度:100 Mbps
--- Wi-Fi の接続(つながっている場合) ---
Wi-Fi の情報を取得できませんでした
- 筆者のPCの有線LANは、部品の名前が「2.5GbE」(2.5Gbps対応)なのに、実際には100Mbpsでつながっていた
- リンク速度は、PC・LANケーブル・ルーター(またはハブ)の口のうち、いちばん遅いものに合わせて決まる(筆者の理解)。100Mbpsになる理由は、ケーブルやルーター側の口の対応の可能性があるが、筆者のPCでは原因をまだ確かめていない
- Wi-Fiの情報は取得できなかった(Wi-Fiの部品がないか、無効になっていると考えられる)
- このままでは、回線を10ギガにしても、このPCでは100Mbpsを超えない
10ギガにする前に確かめる順番(筆者の考え)
- 今のPCのリンク速度を見る:上のコードで、有線は「1 Gbps」「2.5 Gbps」「10 Gbps」などのどれか、Wi-Fiは規格と速度を見る
- ケーブルの印字を見る:ケーブルの外側に「CAT5e」「CAT6A」などと書かれている。10ギガにはカテゴリ6a以上が推奨
- ルーター・ハブの口を確かめる:10GBASE-Tの口がない機器を間にはさむと、そこで速度が下がる
- 今の回線の実測と比べる:家の回線の品質の測り方は自宅回線の品質をPowerShellで測るにあります
- 月額の差と比べる:戸建てで月792円の差。端末が1Gbpsまでなら、1ギガで足りる場合も多いと考えられる
MT5やEAの動作には、回線の最大速度より、遅延と途切れにくさのほうが効きます(筆者の考え)。回線の選び方と料金はBIGLOBE光の料金と契約の読み方で確かめてください。申し込みの種類と工事は、承諾番号の期限と工事の要否と工事費にまとめています。
この記事で確かめていないこと
- 筆者のPCが100Mbpsでつながっている原因(ケーブル・ルーター・設定のどれか)
- 10ギガタイプの、筆者の住所での提供の有無
- Wi-Fi 7の端末での実際の速度
まとめ
- BIGLOBE光の10ギガで最大の速度を出すには、10ギガ対応ルーター・カテゴリ6a以上のLANケーブル・10GBASE-TのLANポートの端末が要る
- PCのリンク速度はPowerShellで確かめられる。筆者のPCは2.5GbEの部品なのに100Mbpsでつながっていた
- 端末とケーブルを確かめてから、1ギガと10ギガの月額の差(戸建てで月792円)と比べる
本記事はBIGLOBE光の公式の「よくある質問」と、筆者のPCでの実行の結果にもとづく整理です。料金と契約の読み方はBIGLOBE光の料金と契約の読み方にまとめています。


