トレード記録をExcelで集計する力とMOS|関数の範囲と、資格が要るかの判断

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トレード記録をExcelで集計するのに、MOSの資格は要りません。必要なのは、SUM・COUNTIF・SUMIFS・MAXなどの関数と、相対参照・絶対参照の理解です。これらは、MOSの出題範囲と重なっています。MOSの公式の出題範囲では、SUM・COUNT・IFなどが「一般レベル」、SUMIFS・COUNTIFS・AVERAGEIFSなどが「エキスパート」に載っています。資格を取るかどうかは、集計ではなく、Excelのスキルを証明したいか、体系的に学びたいかで決めます。

この記事では、架空のトレード記録30件の集計式を、実際のExcel(Microsoft 365 Excel、バージョン16.0、ビルド20430)で計算して確かめた結果と、MOSの公式ページの試験概要を並べます。サンプルの記録は乱数で作った架空のもので、実際の取引ではありません。(確認日:2026年10月19日)

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1. 集計で使う関数と、MOSの出題範囲

架空の30件の記録(決済日・銘柄・売買・ロット・損益)を集計しました。式はExcelでトレード記録を集計する関数にまとめています。集計の結果は、筆者がPythonで別に計算した値と、すべて一致しました(16項目)。

集計する項目 使う関数 MOS Excel 365の出題範囲での区分
総損益、取引の数 SUM、COUNT 一般(SUM、COUNT)
勝ちトレードの数 COUNTIF エキスパート
平均利益、平均損失 AVERAGEIF エキスパート
プロフィットファクター SUMIF エキスパート
銘柄別・月別の損益 SUMIFS エキスパート
累積損益 SUM(絶対参照と相対参照) 一般(絶対参照・相対参照、SUM)
最大ドローダウン MAX(補助列を使う) 一般(MAX)

MOSの公式の出題範囲のPDFでは、一般レベルに、AVERAGE・MAX・MIN・SUM、COUNT・COUNTA・COUNTBLANK、IF、SORT、UNIQUEなどの関数と、セルの相対参照・絶対参照・複合参照、構造化参照、テーブル、グラフが載っています。エキスパートには、SUMIF・AVERAGEIF・COUNTIF・SUMIFS・AVERAGEIFS・COUNTIFS・MAXIFS・MINIFS、XLOOKUP・VLOOKUP・INDEXなどの検索関数、ピボットテーブルが載っています。

2. 実際に計算した結果(サンプル30件)

項目 Excelの結果
総損益 57,000円
取引数・勝ち・負け 30件・19件・11件
勝率 63.3%
平均利益・平均損失 9,526円・−11,273円
プロフィットファクター 1.46
銘柄別(USDJPY・EURUSD・GBPJPY) −8,000円・−7,000円・72,000円
月別(8月・9月) 7,000円・50,000円
最大ドローダウン 43,000円

この数字から、勝率は6割以上でも、平均損失が平均利益より大きいことや、銘柄ごとの損益に大きな差があることが分かります。サンプルは架空なので、数字そのものに意味はありません。見るのは、集計の型です。

3. MOSの試験概要(公式サイトより)

MOS公式サイトの「Excel 365(一般)」のページには、次のように書かれています(確認日:2026年10月19日)。

項目 内容
試験の形態 コンピューターを使った実技試験(CBT)。筆記試験はない
試験時間 50分
受験料 一般価格12,980円(税込)、学割価格9,680円(税込)
試験環境 Windows 11 Pro、Microsoft 365。Mac版Officeの試験は行っていない
受験資格 年齢・国籍を問わず受験できる。未成年は保護者の同意が必要
再受験 2回目は、前回から1日(24時間)、3回目以降は2日間(48時間)待つ。合格した場合も、再受験できる

「Excel 365(一般)」は、セル範囲への書式設定、数式や関数の作成、テーブル機能、グラフの作成・編集など、Excelの基本的な操作を理解している方を対象とした資格、と説明されています。上の表の、COUNTIFやSUMIFSで集計する力は、エキスパートの範囲です。受験料や試験の内容は、公式サイトで、受験の前に確認してください。

4. 資格を取るか、取らないか

目的 考え方(筆者の考え)
自分のトレード記録を集計したい 資格は不要。上の表の関数と、最大ドローダウンの式を、自分のデータで動かして覚える
仕事や転職で、Excelのスキルを示したい MOSが、第三者の証明になる。一般から始めるか、すでに関数を使えるなら、エキスパートの範囲を確認する
独学だと、抜けが出るのが不安 出題範囲に沿って学ぶと、体系的に学べる(MOSの科目とレベルの選び方)

学ぶ方法は、公式サイトでは、学校やパソコンスクールで対策講座を受講する方法と、対策教材を購入するなどして独自に学ぶ方法に分けて案内されています。

Excelを体系的に学びたい場合

ハロー!パソコン教室のMOS講座は、スクールで対策講座を受講する方法の1つです。料金・期間・通える教室は、公式サイトで確認してください。

MOSの受験料や試験日程は、MOS公式サイトで別に確認します。

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料金・プランは変わるため、申し込む前に公式サイトで最新の条件を確認してください。

5. トレード記録の集計から始めるなら

  1. MT5の取引履歴を書き出す(MT5の取引履歴を書き出す方法)
  2. 損益の列に、SUM・COUNTIF・AVERAGEIFを使う(集計の関数)
  3. 累積損益と最大ドローダウンの補助列を作る(最大ドローダウンの式)
  4. 波の大きさなど、別の集計は波の大きさを時間足ごとに集計するが参考になります

まとめ

  • トレード記録の集計に、MOSの資格は要らない。関数と参照の理解があればできる
  • COUNTIF・SUMIFS・AVERAGEIFなどは、MOS Excel 365のエキスパートの出題範囲。SUM・COUNT・IF・MAXは一般
  • 実際のExcelで、30件の集計16項目を、Pythonの計算と照合して、すべて一致した
  • MOS Excel 365(一般)は、CBTの実技、50分、受験料12,980円(税込)。Mac版Officeの試験はない
  • 資格は、スキルの証明や体系的な学習が目的の時に検討する

本記事はMOS公式サイトの情報(確認日:2026年10月19日)にもとづく一般的な情報です。受験料や試験の内容は変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで最新の内容を確認してください。