MT5にインジケーターを追加する方法|ex4は使えない

MT5にインジケーターを追加するには、ファイル(.ex5)をデータフォルダの MQL5\Indicators に置き、ナビゲータからチャートへドラッグします。

入らない原因で多いのは、MT4用のファイル(.ex4・.mq4)を置いていることと、EA用のフォルダ(Experts)に置いていることの2つです。手順の前に、手元のファイルがMT5用かを確かめてください。

(確認環境:MetaTrader 5 / Windows 11。画面の表記はMT5本体に含まれる文字列と、MetaTrader 5 公式ヘルプで確認しています)

ファイルの種類を確かめる

拡張子 中身 MT5で使えるか
.ex5 MT5用の実行ファイル 使える(置くだけ)
.mq5 MT5用のソースコード 使える(コンパイルして .ex5 を作る)
.ex4 MT4用の実行ファイル 使えない
.mq4 MT4用のソースコード そのままでは使えない

MT4とMT5は別のソフトで、プログラムの言語(MQL4とMQL5)も違います。同じ名前のインジケーターでも、MT5用として配られている .ex5 を入手してください。

Windowsの設定で拡張子が表示されていない場合は、エクスプローラーの「表示」から「ファイル名拡張子」を表示すると見分けられます。

追加する手順

  1. MT5の「ファイル」→「データフォルダを開く」(Ctrl+Shift+D)
  2. 開いたフォルダの MQL5 → Indicators を開く
  3. インジケーターのファイル(.ex5)をこのフォルダにコピーする
  4. MT5に戻り、ナビゲータ(Ctrl+N)の「指標」の中を右クリックして「更新」を押す(MT5を再起動しても同じです)
  5. ナビゲータに出てきたインジケーターを、チャートへドラッグする
  6. 設定画面が開くので、必要なら入力値を変えてOKを押す

チャートに入れたインジケーターは、チャート上で Ctrl+I(インディケータリスト)を押すと一覧で確認できます。外す時もここから削除します。

フォルダを分けても大丈夫

MQL5\Indicators の中に自分でフォルダを作って、その中に置いても認識されます。ナビゲータでは、そのフォルダ名で分かれて表示されます。入れる数が多い場合は、入手元ごとにフォルダを分けると管理しやすくなります。

ソースコード(.mq5)しか無い場合

.mq5 は人が読むためのソースコードです。MT5で使うには、MetaEditor(MT5の「ツール」→「MetaQuotes Language Editor」、または F4)で開いてコンパイル(F7)します。エラーが無ければ、同じフォルダに .ex5 ができます。

コンパイルでエラーが出た場合は、MQL5のコンパイルエラーが消えない時に見る順番を参照してください。

入らない・表示されない時

症状 原因 対処
ナビゲータに出てこない MT4用のファイル/置いたフォルダが違う .ex5 か確認。MQL5\Indicators に置き直して「更新」
ナビゲータの「エキスパートアドバイザ」の中に出る MQL5\Experts に置いた Indicators へ移す
別のMT5に入れてしまった MT5を複数入れていて、データフォルダが違う 使うMT5の「データフォルダを開く」から開き直す
チャートに入れたが線が出ない 設定値・計算に必要な本数・DLLの許可 下の「DLLの許可」と、関連記事を確認
設定値を変えても前の値のまま チャートに入っているのは古い設定 初期値を変更しても反映されない理由

データフォルダは、MT5を入れたフォルダ(Program Files の中)とは別の場所にあることが多いです。必ずMT5の「データフォルダを開く」から開いてください。複数のMT5を使っている場合の違いはMT5を複数同時起動する方法にあります。

DLLの許可

インジケーターの中には、外部のプログラム(DLL)を使うものがあります。その場合、チャートに入れる時の設定画面、またはオプションの「DLLの使用を許可する (信頼できるアプリケーションのみで有効)」にチェックが必要です。

公式ヘルプでは、入手元の分からないプログラムにDLLを許可すると損害を受ける可能性があるとして、信頼できるプログラムだけで有効にするよう案内しています。配布元がDLLを使うと説明していないのに許可を求められた場合は、使うのをやめる方が安全です。

当サイトで配布・販売しているインジケーター

この手順で入れられるインジケーターを、当サイトでも公開しています。

  • GMMA(無料) — 短期と長期の移動平均の束で、トレンドの強さを見るインジケーターです。MT5用GMMAインジケーターの配布ページから入手できます
  • ZigzagColor_csv(¥3,400) — MT5のZigZagの山と谷を、複数の時間足まとめてCSVに書き出すインジケーターです。押し目の深さや波の大きさを、Excelなどで集計できます

ZigZagの設定の意味はMT5のZigZag設定の意味で説明しています。EA(自動売買プログラム)を入れる場合は、置くフォルダが MQL5\Experts になります。手順はMT5にEAを入れる方法を参照してください。

まとめ

  1. 使えるのはMT5用の .ex5(.mq5 はコンパイルすれば使える)。.ex4・.mq4 はMT4用
  2. 「ファイル」→「データフォルダを開く」(Ctrl+Shift+D)→ MQL5\Indicators に置く
  3. ナビゲータ(Ctrl+N)の「指標」で「更新」し、チャートへドラッグ
  4. 入れた指標は Ctrl+I で一覧・削除できる
  5. DLLの許可は、信頼できる配布元のものだけにする

本記事は操作手順を説明したものであり、特定の売買や業者を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。FXは元本割れの可能性があります。