やよいの青色申告の3年間の総額を計算|初年度無料と2年目以降の料金
「初年度無料」と書かれたソフトは、1年目が0円でも、2年目からはその分の料金が毎年かかります。やよいの青色申告 オンラインの公式ページ(確認日:2026年10月21日・料金は税抜表示)に書かれた、3つのプランの初年度・次年度の料金から、1年・2年・3年・5年の総額と1か月当たりの料金をPythonで計算しました。
前提
- 初年度・次年度の料金は、公式の表示(税抜)。セルフ:0円・11,800円、ベーシック:0円・22,800円、トータル:19,800円・39,600円
- 消費税は10%を加える(筆者の仮定。公式の表示は税抜)
- 3年目以降も、次年度(2年目)と同じ料金と仮定する
- 自動更新の手続き・サポートの追加料金・割引は含めない
- 初年度無償は、2027年3月15日までの申し込み・1事業者につき1回のみ・無料体験の契約期間を過ぎると対象外(公式の注記)。条件を外れると、初年度から次年度の料金がかかります
計算したコード
PLANS = {"セルフ": (0, 11800), "ベーシック": (0, 22800), "トータル": (19800, 39600)} # 初年度・次年度(税抜・円)
TAX = 1.10 # 消費税10%(筆者の仮定)
for name, (y1, y2) in PLANS.items():
for years in (1, 2, 3, 5):
total = (y1 + y2 * (years - 1)) * TAX
print(name, years, "年", round(total), "円", "月", round(total / (years * 12)), "円")
実行した結果(Python 3.13)は、次の表のとおりです。
| プラン | 1年 | 2年 | 3年 | 5年 |
|---|---|---|---|---|
| セルフ(総額) | 0円 | 12,980円 | 25,960円 | 51,920円 |
| 1か月当たり | 0円 | 541円 | 721円 | 865円 |
| ベーシック(総額) | 0円 | 25,080円 | 50,160円 | 100,320円 |
| 1か月当たり | 0円 | 1,045円 | 1,393円 | 1,672円 |
| トータル(総額) | 21,780円 | 65,340円 | 108,900円 | 196,020円 |
| 1か月当たり | 1,815円 | 2,723円 | 3,025円 | 3,267円 |
見えてくること
- 1か月当たりは、使う年数が長いほど上がる。セルフは、2年で541円、5年で865円。無料の1年分が、年数で薄まる効果が弱くなるためです
- 5年間の総額の差は、セルフ51,920円・ベーシック100,320円・トータル196,020円。サポートの範囲の差が、5年で約14万円の差になります(セルフとトータル)
- ベーシックは、セルフの約2倍の次年度料金です。差は、電話・メール・チャットのサポートの有無(電話は契約期間中10回まで)
続けなかった場合の費用
セルフとベーシックは、公式の注記に、初年度無料の期間中にお支払いが発生することはなく、キャンセルできる旨が書かれています。つまり、1年だけ試して続けないなら、総額は0円です(1年目の表の値)。トータルは初年度に19,800円(税抜)がかかるので、1年だけでも21,780円です。ただし、キャンペーンを使うには、自動更新の決済方法として、口座振替またはクレジットカードの登録が必要です。続けない場合は、更新の前に手続きをしないと、2年目の料金が請求されます。公式には、契約終了月の前月末日までにキャンセルできる旨が書かれています。詳しい方法は、申し込み前に公式で確かめて、メモしておくと安心です。
計算式のまとめ
総額=(初年度の料金+次年度の料金×(年数−1))×(1+税率)、1か月当たり=総額÷(年数×12)です。他の会計ソフトも、初年度の割引や無料の期間と、2年目以降の料金を調べれば、同じ式で比べられます。
プランの選び方(筆者の考え)
- 会計や青色申告の知識がある、または自分で調べて進められる → セルフ
- 操作や入力で迷った時に、問い合わせたい → ベーシック。電話の回数の上限があるので、必要な回数を考える
- 決算・申告の相談をしたい → トータル。ただし、税理士に頼む費用と比べる
- どれでも、1年目が無料のセルフかベーシックで始め、2年目に続けるかを決める方法もあります(自動更新の手続きは、公式の案内で確認してください)
税込で見るか、税抜で見るか
公式の料金は税抜の表示です。この記事では消費税10%を加えた金額を使っています。事業用の費用は、消費税の課税事業者であれば、仕入れとして扱える場合があります(制度の詳細は国税庁の案内を参照してください)。経費として申告する時の金額の扱いは、帳簿のつけ方で変わるため、実際の処理は会計ソフトの案内や税務署で確認してください。ここで出した金額は、あくまで「支払う額」の目安です。
この記事で確かめていないこと
- 2年目以降の料金が、将来も同じか(改定の可能性)
- キャンペーンの条件の細部(公式ページの注記を参照してください)
- 他社の会計ソフトとの総額の比較(料金の体系が違います)
プランと料金の説明はやよいの青色申告 オンラインの料金、青色申告の控除の要件は青色申告特別控除65万円の要件にまとめています。
まとめ
- 初年度無料のプランも、2年目からは料金がかかる。3年間の総額(税込・筆者の計算)は、セルフ25,960円、ベーシック50,160円、トータル108,900円
- 1か月当たりは、使う年数が長いほど上がる(セルフは2年で541円、5年で865円)
- サポートの要否でプランを選ぶ。長く使う前提で、5年間の総額も計算しておく
本記事は料金の計算方法の説明であり、特定の契約を勧めるものではありません。料金は変わるため、公式サイトで最新の条件を確認してください。


