WordPressの動作環境|推奨はPHP 8.3以上・HTTPS必須、最低はPHP 7.4

WordPressを動かすサーバーの条件は、WordPress.orgの「必須要件」のページで、PHP 8.3以上・MariaDB 10.11以上(またはMySQL 8.0以上)・HTTPS対応が推奨されています。HTTPSはすべてのインストールで必須と書かれています。一方、WordPress本体が動く最低ラインはPHP 7.4・MySQL 5.5.5で、この2つは公式のサポートが終わっているため、アップグレードが強く勧められています。

この記事では、WordPress公式の要件と、本体のソースコードに書かれた最低条件の違い、自分のサイトの版を確かめる場所、サーバー会社への確認の聞き方をまとめます。

(確認:WordPress.org 日本語版「必須要件」、WordPress 7.1.2 のソースコード wp-includes/version.php、WordPress.orgのバージョン情報API。確認日:2026年10月6日。最新の条件は公式のページで確認してください)

推奨と最低の違い

項目 推奨(WordPress.org) 最低(WordPress 7.1.2 のソース)
PHP 8.3以上 7.4(PHP拡張は json と hash が必須)
データベース MariaDB 10.11以上、またはMySQL 8.0以上 MySQL 5.5.5
HTTPS すべてのインストールで必須 —
Webサーバー ApacheまたはNginx(mod_rewrite が使えること) —

WordPress.orgのページには、PHP 7.4以上・MySQL 5.5.5以上でも動くが、これらは公式のサポート終了(End Of Life)を迎えており、サイトがセキュリティの脆弱性にさらされるおそれがあると書かれています。ここで言う「動く」は、WordPress本体が起動するという意味で、プラグインやテーマまで動くことを保証するものではありません。

自分のサイトの版を確かめる

  1. 管理画面で「ツール」→「サイトヘルス」を開きます
  2. 上のタブの「情報」を開き、「サーバー」の項目を広げます
  3. 「PHP バージョン」「データベースサーバーのバージョン」などが表示されます

「ステータス」のタブには、PHPのバージョンが古い場合の指摘が出ることがあります。表示の見方はサイトヘルスのREST APIエラーの記事にも載せています。

レンタルサーバーを選ぶ時の聞き方

WordPress.orgのページには、サーバー会社に確認を頼む時にそのまま送れる文面が用意されています。内容は次のとおりです。

  • PHP 8.3以上
  • MariaDB 10.11以上、またはMySQL 8.0以上
  • Nginx、または mod_rewrite モジュールありの Apache
  • HTTPS対応

この4点が使えるかを、契約前に公式サイトやサポートで確認します。多くのレンタルサーバーは、管理画面でPHPのバージョンを選べます。選べる範囲は契約するプランで違うことがあるため、どの版まで選べるかも見ておきます。

プラグインの要件は別に確認する

WordPress本体の条件を満たしていても、プラグインがそれより新しい条件を求めることがあります。当サイトが販売するAmazon Auto Postsの場合は、WordPress 6.8以上・PHP 8.1以上で、さらにREST APIが使えるサーバーが条件です。サーバーによっては、初期状態で外部からのREST APIの接続を制限しているためです。これから借りるサーバーの確認事項はAmazon Auto Posts 導入前に確認することにまとめています。

古い版を使っている時の進め方

  1. 先にバックアップを取る(WordPressのバックアップ|何を保存するか)
  2. PHPを上げる前の確認をする(PHPのバージョンを上げる前の確認)
  3. サーバーの管理画面でPHPの版を変える
  4. サイトと管理画面、予約投稿・外部からの投稿が動くかを確かめる

まとめ

  • 推奨:PHP 8.3以上、MariaDB 10.11以上またはMySQL 8.0以上、HTTPS(必須)
  • 最低:PHP 7.4、MySQL 5.5.5。どちらも公式のサポートは終わっている
  • 自分の版は「ツール」→「サイトヘルス」→「情報」→「サーバー」で確認する。プラグインの条件は別に見る

サーバーを選ぶ時に確かめる項目はWordPress用サーバーの選び方、必要な容量の見積もりはWordPressのサーバー容量はどれだけ必要かにあります。

本記事は2026年10月6日時点の公式情報にもとづきます。サーバーの契約内容や設定の変更は、各社の案内に従ってください。

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