Windows Updateの再起動でMT5のEAが止まる|再起動のスケジュールとアクティブ時間

MT5のEAをWindowsで動かし続けるパソコンでは、Windows Updateのあとの再起動でMT5が閉じて、EAが止まることがあります。Microsoftの案内では、WindowsはPCを使っていない時に再起動しようとし、更新を完全に止めることはできません。そのため、再起動の時間を自分で決め、再起動のあとにMT5が自動で戻るようにしておくのが現実的です。

この記事では、Microsoftの公式サポートの「Windows Update:よくあるご質問」にもとづいて、再起動のスケジュールと一時停止、アクティブ時間の考え方、再起動のあとの確認をまとめます。MT5を自動で起動する設定はMT5を自動で起動する方法|再起動後もEAを動かすで説明しています。

(確認:Microsoft サポート「Windows Update: よくあるご質問」、Windows 11 の画面表記。確認日:2026年10月6日。画面の表記は、Windowsの版で違うことがあります)

Microsoftの案内の要点

  • 更新プログラムのインストールを完了するには、デバイスの再起動が必要
  • Windowsは、デバイスが使用されていない時に再起動しようとする。再起動できない時は、都合のよい時間帯に再起動のスケジュールを設定するよう求められる
  • 更新を完全に停止することはできません。更新プログラムはデバイスを安全な状態に保つためのもので、設定に関係なく、最終的にはダウンロードしてインストールする必要がある
  • 更新は一時停止できるが、一時停止の最大日数に達したら、更新を受け取る必要がある

設定する場所(Windows 11)

やりたいこと 操作(公式サポートの手順)
再起動の日時を決める 「スタート」→「設定」→「Windows Update」→「再起動のスケジュール」を選び、都合のよい日時を指定する
自動の再起動を、使っていない時間帯に限る アクティブ時間を設定する(公式サポートに、アクティブ時間の設定の案内がある)
しばらく更新を止める 「Windows Update」の「更新の一時停止」の横で、一時停止の長さを選ぶ

EAを動かすパソコンでは、アクティブ時間を「EAを動かす時間」に近い範囲にして、再起動を、市場が閉じている時間(週末など)に寄せる考え方があります(一般的な考え方)。アクティブ時間として設定できる範囲に制限がある場合があるため、お使いのWindowsの画面で確認してください。

再起動のあとの確認

  1. MT5が自動で起動しているか(MT5を自動で起動する方法)
  2. 口座にログインできているか。パスワードの保存が必要です(同記事の「口座のパスワードを保存しておく」)
  3. EAが、チャートの右上に表示されているか。「アルゴリズム取引」がオンか(MT5でEAが動いているかを確認する方法)
  4. MT5の操作ログに、再起動の記録が残っているか(操作ログとエキスパートログの違い)

MT5が閉じている間に起きること

再起動の間、ストップロス・テイクプロフィット・未決注文は、サーバーで働きますが、EAの時間決済やトレーリングストップは、MT5が起動するまで止まります(PCを閉じても損切りは効く?)。再起動の時間を、ポジションを持たない時間に寄せる、または、再起動の前後にポジションの状況を確認するようにします。

VPSなど、常時動かす環境では

常時動かすVPSのWindowsでも、更新と再起動は発生します。VPSの場合は、サービス会社の運用(更新の設定・メンテナンスの案内)も確認します。パソコンを閉じても動かす方法の選択肢はスマホのMT5でEAは動かせないにまとめています。契約前の確認は、各社の公式サイトで最新の条件を確認してください。

なお、Windows 10は、2025年10月14日に、Microsoftの無料の更新・サポートが終了しています(Microsoft サポートの案内)。これから環境を用意するなら、サポートが続くWindowsを選びます。

まとめ

  • Windows Updateの再起動は避けられない。更新を完全に止めることはできない
  • 「再起動のスケジュール」と「アクティブ時間」で、再起動の時間を自分で決める
  • 再起動のあとは、MT5の自動起動・ログイン・アルゴリズム取引・EAの表示を確認する

本記事は操作と考え方の説明であり、特定の売買や業者を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。