VPSにMT5をインストールする手順|入れた後にやることの順番

VPSにMT5を入れる手順は、自宅のPCと同じです。リモートデスクトップでVPSに入り、VPSのブラウザで、使う業者のサイトからMT5のインストーラーをダウンロードして実行します。公式ヘルプによると、インストーラー(mt5setup.exe)はWebインストーラーで、実行するとインストール中に必要な部品をインターネットから取得します。入れた後は、口座へのログイン、EAの配置、再起動後に自動で動く設定まで済ませて、はじめて「VPSで動かし続ける」状態になります。

この記事では、インストールの手順、インストール時の設定、入れた後にやることの順番をまとめます。

(確認:MetaTrader 5ヘルプ「プラットフォームのインストール」、Titan FXヘルプセンター「【MT5】ログイン方法」「【MT5】複数のMT5をダウンロードできますか?」。確認日:2026年10月10日。VPSでの実際のインストールは、この記事のために行ったものではありません)

インストールの前に確認すること

  • VPSのOS:MT5の公式ヘルプが挙げる動作OSはWindows 10/11です。Windows ServerのVPSなら、事業者がMT5での利用を案内しているかを確かめます(MT5の動作環境とVPSのスペックの目安)
  • どの業者のMT5を入れるか:業者によっては、自社のサイトでWindows版のMT5を配っています。Titan FXのヘルプセンターは、Windows版はTitan FX専用のMT5を使うよう案内しています。使う業者のサイトからダウンロードするのが確実です
  • 口座のログイン情報:口座番号・パスワード・サーバー名を手元に用意します(MT5で取引口座にログインする方法)

インストールの手順

  1. リモートデスクトップでVPSに接続する(Macやスマホからの接続はMacやiPhoneからVPSのMT5を操作する方法)
  2. VPSのブラウザで業者のサイトを開き、MT5(Windows版)のインストーラーをダウンロードする
  3. インストーラーを実行し、ライセンス条項を確認して「次へ」
  4. 必要なら「設定」で、インストールフォルダなどを変える(下の表)
  5. 「次へ」でインストールが進み、終わったら「完了」でMT5が起動する

「設定」で変えられる項目(公式ヘルプ)

項目 内容
インストールフォルダ MT5を入れる場所。「参照...」で変えられる
プログラムグループ スタートメニューに作られるグループの名前
MQL5.communityウェブサイトを開く インストール後に、MQL5.communityのサイトを開く

公式ヘルプには、同時に複数の口座を使う場合は、MT5をそれぞれ別のフォルダにインストールするよう書かれています。1つのVPSで2つのMT5を動かす方法はMT5を複数同時起動する方法にあります。

すでにMT5が入っている場合

同じフォルダに上書きでインストールすると、公式ヘルプによれば、既定のプロファイル・定型チャート・標準のMQL5プログラムを除いて、設定は保存されます。上書きすると、既定のプロファイルや定型チャートは元に戻る可能性があるため、自分で作ったものは、別の名前で保存しておきます(MT5のプロファイルの使い方)。

コマンドで自動インストールする(上級)

公式ヘルプには、インストーラーに/autoを付けると、設定画面を出さずに標準の場所へインストールでき、/pathでインストール先を指定できると書かれています。例として、mt5setup.exe /auto /path:"C:\Program Files\MyFolder" が示されています。業者が配るインストーラーでも同じかは、確認していません。

インストールした後にやること(順番)

順番 やること 詳しい記事
1 口座にログインし、「パスワードを保存」にチェックを入れる ログインする方法
2 今のPCからEA・設定・プロファイルを移す 設定とEAを別のPC・VPSへ移す手順、VPSへEAのファイルを送る方法
3 EAをチャートに入れ、アルゴリズム取引をONにする MT5にEAを入れる方法
4 外部と通信するEAなら、許可URLを設定する WebRequestの許可URLの設定
5 再起動後にMT5が自動で起動する設定 MT5を自動で起動する方法
6 再起動後にWindowsへ自動でサインインする設定(必要な場合) 再起動後にWindowsへ自動でサインインする設定
7 EAが動いているかを確認し、リモートデスクトップを「切断」で閉じる(サインアウトしない) EAが動いているかを確認する方法、「切断」と「サインアウト」

うまくいかない時

  • インストールが進まない:Webインストーラーは、インストール中にインターネットから部品を取得します。VPSのネットワークや、ファイアウォールの設定を確かめます
  • ログインできない・サーバーが出ない:MT5で取引口座にログインする方法の「サーバーが表示されない時」を見ます
  • EAがナビゲータに出ない:ファイルの置き場所(データフォルダの MQL5\Experts)を確かめます(MT5にEAを入れる方法)

まとめ

  • VPSでも、手順は自宅のPCと同じ。VPSのブラウザで業者のサイトからインストーラーを取り、実行する
  • 複数の口座を同時に使うなら、MT5を別々のフォルダに入れる。上書きでは、既定のプロファイルなどが戻る可能性がある
  • 入れた後に、ログイン・EAの配置・自動起動・「切断」で閉じる、まで済ませる

本記事は操作方法の説明であり、特定の売買やサービスを推奨するものではありません。