MT5を自宅で動かすPCの選び方|メモリ・CPU・電気代を実測から決める
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MT5とEAを自宅のPCで24時間動かすなら、PC選びで見るところは、ゲーム用やオフィス用とは少し違います。大事なのは、メモリに余裕があること、静かであること、電気代、そして故障した時の保証です。この記事では、筆者のPCで稼働中のMT5を実際に測った数字をもとに、必要なスペックの考え方と、BTO(注文を受けてから組み立てるPC)で選ぶ時の確認項目をまとめます。
この記事には広告(A8.netの提携リンク)が含まれます。筆者はサイコムのPCを使って検証したわけではなく、サイコムについては公式サイト(確認日:2026年10月17日)に書かれた内容だけを紹介します。
筆者のPCで測った数字
| 項目 | 筆者のPC(2026年10月17日) |
|---|---|
| CPU | Intel Core i5-11400(6コア・12スレッド) |
| メモリ | 16GB(8GB×2枚。スロットは4つで、2つが空き) |
| 稼働中のMT5(terminal64)が使うメモリ | 約2.0〜2.6GB(数え方で値が違う。詳しくはMT5のメモリとCPUを測る方法) |
| MT5のCPU | 1分間の記録で、1コア分のおよそ7〜9割(12スレッドのCPU全体から見ると1割弱) |
| PC全体の空きメモリ | 約1.5GB(ブラウザなど他のアプリも動いている状態) |
CPUには余裕がある一方で、メモリは16GBのうち空きが約1.5GBしかありませんでした。MT5を動かしながら普段の作業もするPCでは、先に足りなくなるのはCPUよりメモリ、というのがこの実測から分かることです。
スペックの目安(筆者の考え)
| 部品 | 目安 | 理由 |
|---|---|---|
| メモリ | MT5専用なら16GB、普段の作業と兼用なら32GB | 筆者の16GBのPCで空きが約1.5GBだった |
| CPU | 6コア程度で足りる。最適化を多く回すならコア数を増やす | 通常の稼働は1コアに満たない。ストラテジーテスターは、コアの数だけエージェントを使う(MT5はCPUのコアをいくつ使うか) |
| ストレージ | SSD。容量は500GB以上 | MT5の履歴データは、銘柄と期間で増える(MT5のデータフォルダが大きくなる理由) |
| 拡張性 | メモリの空きスロットがあるもの | 後から増やせる(メモリ増設の前の確認) |
MT5の公式の動作環境は、Windows 10/11とされ、メモリの数値は「使い方によって異なる」とされています(MT5の動作環境とVPSのスペックの目安)。上の表は、それを補う筆者の判断です。
24時間動かすPCで見落としやすいこと
- 電気代:消費電力50WのPCを24時間動かすと、目安単価31円/kWhで月約1,100円。100Wなら約2,200円になります(計算は自宅PCでMT5を24時間動かす電気代)
- 音:寝室や仕事部屋に置くなら、ファンの音が気になります。静音を重視した構成を選ぶ
- 止まる原因:Windows Updateの再起動とスリープ(Windows Updateの再起動でEAが止まる・スリープの設定)
- 保証:24時間動かす機械は、故障した時の対応が大事です。保証の年数と、修理中の代わりの手段(VPSなど)を考えておく
BTOで選ぶ時の確認項目と、サイコムの公式サイトに書かれていること
BTOは、メモリやストレージを注文時に選べるのが利点です。サイコムの公式サイトには、次のことが書かれていました。
- スタンダードPCの「Radiant」は、高い拡張性とカスタマイズ性を備え、設置スペースや用途に合わせて3つのサイズから選べる
- 静音PCの「Silent Master」は、測定に基づく冷却設計と、パーツの選び方で静かさと性能の両立をうたっている
- プレミアムPCの「Premium Line」は、標準2年保証と無償オーバーホールなど、アフターサービスを重視している(モデルによって標準3年保証のものもある)
- 2026年10月1日以降の注文分から、PC本体1台の梱包発送料は3,850円(税込)
24時間動かす用途なら、メモリを多めに、静音の構成で、保証の長いモデルを候補にし、見積もり画面で合計額を確認するのが、筆者の考える選び方です。
一方で、PCを買わずにVPSを借りる方法もあります。停電や回線の心配が減る代わりに、月額がかかります。比べ方はMT5用Windows VPSの選び方にまとめています。
MT5を24時間動かすPCを選ぶ場合
MT5専用なら16GB、普段の作業と兼用なら32GBのメモリを目安に、静音の構成と、保証の長さも合わせて選びます。BTOなら、注文時にメモリやストレージを選べます。
PCを買わずにVPSを借りる方法もあります。電気代と比べたい時は、記事中の計算を使ってください。
料金・プランは変わるため、申し込む前に公式サイトで最新の条件を確認してください。
自分のPCで先に確かめる順番
- 今のPCで、MT5とEAを動かした状態の空きメモリを見る(PowerShellで調べる方法)。空きが合計の1割を切るなら、メモリが足りていない
- 空きスロットがあれば、買い替えより増設が安い
- 24時間動かした時の電気代を、消費電力から計算する
- それでも新しいPCにするなら、メモリ・静音・保証の順で構成を決める
この記事で確かめていないこと
- サイコムの各モデルの具体的な構成・価格・納期(見積もり画面で確認してください)
- 静音PCの実際の音の大きさ、消費電力の実測
- 筆者のPC以外の構成での、MT5のメモリの使い方
まとめ
- 筆者のPC(16GB)では、MT5を動かしながら普段の作業をすると、空きメモリが約1.5GBだった。先に足りなくなるのはメモリ
- MT5専用なら16GB、兼用なら32GBが筆者の目安。CPUは6コア程度で足りる
- 24時間動かすなら、電気代・音・止まる原因・保証まで考えて選ぶ
本記事は選び方の情報であり、特定の購入や売買を勧めるものではありません。


