外出先からEA用PCを再起動する方法|スマートプラグ・ボット・Wake-on-LANの比較

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EA用のPCがフリーズした時に、外出先から再起動する方法は、①スマートプラグで電源を切って入れ直す、②ボットで電源ボタンを押す、③Wake-on-LANで起動するの3つが考えられます。どの方法も、PC側の設定が先に必要です。電源が戻った時に自動で起動する設定(BIOSのAC電源復帰後の動作)と、起動後にMT5が自動で立ち上がる設定を、あらかじめ確認しておきます。

この記事では、SwitchBotの公式ページ、マザーボードメーカーの資料、Microsoft Learnをもとに、3つの方法の前提と注意点をまとめます。(確認日:2026年10月19日)

この記事には広告(A8.netの提携リンク)が含まれます。実際にスマートプラグでPCを再起動する検証は、この記事では行っていません(未確認)。

1. 3つの方法の比べ方

方法 必要なもの 外出先からの操作 PC側に必要な設定 気をつける点
① スマートプラグで電源を入れ直す スマートプラグ(例:SwitchBot プラグミニ) プラグミニは、公式ページに「ハブ不要で、外出先からでも…オン/オフ」と書かれている BIOSで、AC電源が戻った時に自動で起動する設定 電源を急に切るため、強制終了になる
② ボットで電源ボタンを押す SwitchBot ボット(物理ボタンを押す機器) 公式ページに「SwitchBotハブと連携して、外出先からネット経由で…」と書かれている 電源ボタンで起動する通常の状態でよい ボタンの形や位置で、貼れない・押せない場合がある
③ Wake-on-LAN 同じLAN内から、マジックパケットを送る機器 外出先から送る方法は、ルーターやVPNの設定が絡むため、この記事では扱わない BIOSとWindowsのネットワークアダプターの設定 PCがLANにつながっている必要がある

2. 先に決めておく:PC側の設定

BIOSの「AC電源復帰後の動作」

スマートプラグでPCの電源を切って入れ直す場合、プラグをオンに戻しただけでは、PCは自動で起動しない設定のことがあります。マザーボードのBIOSに、停電などで電力が切れた後に、電力が戻った時の動作を決める項目があります。

  • ASUSの公式FAQでは「Restore AC Power Loss」で、Power Off(電源オフのまま)・Power On(自動的に起動)・Last State(遮断時の状態に戻る)から選びます
  • ASRockのZ590 Pro4の公式マニュアルには「Restore on AC/Power Loss」があり、Power Offなら電力が戻っても電源オフのまま、Power Onなら電力が戻った時に起動します

メーカーやBIOSの版で、項目名と場所は違います。自分のマザーボードのマニュアルで確認してください。ASUSのFAQには、この機能はAC電源が切れた状態(G3)でのみ機能し、電源断後30秒以内に電源が復帰した場合は、正常に動作しない場合があると書かれています。スマートプラグで入れ直す時は、切ってから30秒以上(余裕を見て1分程度)待つほうが安全です(ASUSの記載。ほかのメーカーは未確認)。詳しくはBIOSのAC電源復帰後の動作の設定にまとめています。

起動後にMT5が動く設定

PCが起動しても、Windowsにサインインして、MT5が立ち上がらないと、EAは動きません。自動サインインと自動起動の設定は、次の記事にあります。

3. 強制終了のリスクと、先にできること

スマートプラグで電源を切るのは、Windowsを終了させずに電源を断つ操作です。書き込み中のファイルが壊れる可能性があります(一般的なリスクで、この記事では実験していません)。フリーズしていなければ、先にWindowsの再起動を試します。リモートデスクトップが生きていれば、次のコマンドで再起動できます。

shutdown /r /f /t 10

Microsoft Learnのshutdownコマンドのページによると、/rはシャットダウンの後に再起動します。/tは、シャットダウンまでの時間(秒)で、既定値は30秒です。0より大きい時間を指定すると、/f(アプリの強制終了)が暗黙的に付きます(上のコマンドは、分かりやすいように/fも明記しています)。MT5は強制的に閉じられるので、EAの状態は、再起動後に引き継げるように作っておきます(EAを再起動しても状態を引き継ぐ方法)。

保有中のポジションは、サーバー側に置かれたストップロスなどの注文であれば、PCが止まっても効きます(PCを閉じても損切りは効く?)。PCの再起動中に、EAが何もできない時間が生まれる点は変わりません。

4. SwitchBotの製品の仕様(公式ページ)

製品 公式ページに書かれていること
プラグミニ(JP) Bluetoothと、2.4GHzのみのWi-Fiに対応。ハブ不要で外出先から操作できる。スケジュールとタイマーの設定ができる。消費電力をアプリで確認でき、過去の消費電力も確認できる。定格電圧100V AC、定格電力1500W、電流は最大15A。過負荷保護装置あり。幅広プラグを使うため、N極対応のコンセントで使う
ボット スイッチやボタンに貼って押す。「SwitchBotハブと連携して、外出先からネット経由で」操作できる。指ロボットアームの最大押下力は1.15kgf。付属のシールで貼る。タイマー機能が内蔵されている

PCの消費電力が、プラグミニの定格(1500W)より十分小さいかを確認します。EA用PCの消費電力を実測した例はEA用PCの電気代はいくらかにあります。ほかに、プラグが2.4GHzのWi-Fiにしか対応しない点も確認が必要です。プラグを置く場所のWi-Fiが5GHz専用の設定だと、プラグはつながりません。

5. Wake-on-LANの前提

Wake-on-LANは、マジックパケットと呼ばれる特別なパケットを送って、スリープなどの状態のPCを起動する仕組みです。シャットダウンした状態からの起動は、PCとネットワークアダプター、BIOSの対応が必要です。設定の見方はWake-on-LANの設定を確認する方法にまとめています。Microsoft LearnのSurfaceのページには、Wake On LANをサポートするには、ACに接続して、有線のネットワークにつながったアダプターを使う必要がある、と書かれています。

外出先から起動する場合は、LAN内にマジックパケットを送る機器が必要です。ルーターやVPNの設定、機器の選び方は、この記事では確認していません。

外出先からPCの電源を入れ直せるようにしておきたい場合

SwitchBot プラグミニは、公式ページに、ハブ不要で外出先から操作できる、2.4GHzのWi-Fiのみ対応、定格1500W、と書かれています。

使う前に、PCのBIOSで、電力が戻った時に自動で起動する設定を確認してください。起動後にMT5が動く設定も、あわせて必要です。

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料金・プランは変わるため、申し込む前に公式サイトで最新の条件を確認してください。

6. 実際の復旧の流れ(チェックリスト)

  1. リモートデスクトップが使えるなら、shutdown /r /f /t 10で再起動する
  2. 使えない(フリーズ)なら、スマートプラグをオフにし、30秒以上(余裕を見て1分程度)待つ(ASUSの記載にもとづく目安)
  3. プラグをオンにする。BIOSが「Power On」なら、PCが自動で起動する
  4. Windowsが自動でサインインし、MT5が自動で起動することを確認する
  5. EAが動いているかを、MT5の画面で確認する(MT5でEAが動いているかを確認する方法)

まとめ

  • 外出先からの再起動は、スマートプラグ・ボット・Wake-on-LANの3つ。どれも、PC側の設定が先に必要
  • スマートプラグで入れ直す場合は、BIOSの「AC電源復帰後の動作」を、電力が戻った時に起動する設定にする。ASUSの記載では、切ってから30秒以内の復帰は正常に動かないことがある
  • プラグでの電源断は強制終了になる。フリーズしていなければ、先にshutdown /r /f /t 10を試す
  • 起動後にMT5が動くよう、自動サインインとMT5の自動起動も設定しておく

本記事は各社の公開資料にもとづく一般的な情報です。製品の仕様・価格は変わることがあるため、購入する前に公式ページで最新の条件を確認してください。