wp-config.phpの主な設定|編集前の注意とよく使う定数

wp-config.phpは、WordPressのデータベースの接続情報など、サイトの基本の設定を書くファイルです。WordPressのフォルダの一番上にあります。公式のドキュメントは、非開発者がこのファイルを編集する場面は少なく、技術者やサーバー会社から指示された時に編集するものだと説明しています。

この記事では、WordPress公式の「Editing wp-config.php」にもとづいて、編集の前の注意と、よく指示される設定を一覧にします。個別の設定は、各記事で説明しています。

(確認:WordPress公式ドキュメント Advanced Administration Handbook「Editing wp-config.php」(最終更新2026年8月16日)、WordPress 7.1.2 のソースコード。日本語は筆者の訳です。確認日:2026年10月6日)

編集の前に

  • バックアップを取る。公式のページは、設定を変えると予想外の問題が起きることがあるため、定期的なバックアップと、戻し方を知っておくことを求めています(WordPressのバックアップ)
  • 設定は、「That's all, stop editing! Happy blogging.」というコメントより前に書く
  • true と false は引用符で囲まない。囲むと文字列として扱われ、'false' でも true と解釈される(公式)
  • 値の前後に余計な空白を入れない。文字列を囲む引用符を消さない。ファイルの最後に、余計な文字や空白を残さない(公式の「保存前の確認」)
  • FTPで編集する時は、ファイルを書き換える前に、元のファイルをパソコンへコピーしておく

よく指示される設定

設定 何をするか 詳しい記事
WP_DEBUG ほか エラーの記録 エラーをログに残す方法
WP_MEMORY_LIMIT WordPressが使いたいメモリの上限 メモリ不足エラー
FORCE_SSL_ADMIN ログインと管理画面をHTTPSにする HTTPS化の確認
DISABLE_WP_CRON ページの読み込みでのWP-Cron起動を止める 予約投稿が公開されない時
WP_AUTO_UPDATE_CORE・AUTOMATIC_UPDATER_DISABLED 自動更新の固定 WordPressの自動更新
WP_ENVIRONMENT_TYPE 環境タイプ(local・development・staging・production) アプリケーションパスワードが表示されない時
WP_HOME・WP_SITEURL サイトのURLを固定する。書くと、「設定」→「一般」では変えられなくなる サーバー移転の手順
$table_prefix データベースのテーブル名の頭に付ける文字(標準は wp_)。後から変えると、データが読めなくなるため、指示が無い限り触らない(一般的な注意) —
DISALLOW_FILE_EDIT 管理画面のプラグイン・テーマのファイルエディターを無効にする(公式) —
WP_HTTP_BLOCK_EXTERNAL 外部への通信を、自分のサイトとlocalhost以外は止める。許可するホストは WP_ACCESSIBLE_HOSTS に書く(公式) —

データベースの接続情報(データベース名・ユーザー名・パスワード・ホスト)は、他人に見せないものです。ファイルの内容を、掲示板やSNSに貼らないでください。サポートに相談する時は、パスワードの部分を隠して渡します(一般的な注意)。

これから借りるサーバーでは

レンタルサーバーによっては、wp-config.php に書かなくても、管理画面でPHPの設定やcronを変えられます。サーバーを選ぶ時は、管理画面でどこまで設定できるかも見ておくと、wp-config.php を直接編集する場面が減ります(Amazon Auto Posts 導入前に確認すること)。

まとめ

  • wp-config.php は、データベースの接続情報などを書くファイル。編集は指示を受けた時だけにする
  • 編集の前にバックアップ。「stop editing」より前に書き、true・false は引用符で囲まない
  • よく指示される設定は、デバッグ・メモリ・HTTPS・cron・自動更新・URL・環境タイプ

本記事は設定の説明です。編集は自己責任で行い、必ずバックアップを取ってください。